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お灸で潰瘍性大腸炎は治るか? [治療法]

 これもホームページを訪問してくださった方の検索用語の一つです。

一般的には何らかの治療をした、その効果がでたときに何らかの治療で治ったという表現をします。
しかし、よく考えてください。
何らかの治療と一般的にいってよいものでしょうか?
薬物治療ならば、ある薬物の効果というのはある程度は言えると思います。
ある程度、といったのはある種の暗示をかけて内服させると抜群の効果がでることが判明しているからです。
単純に抗癌剤を処方した場合と比べると、この薬はあなたの癌の特効薬といわれるほど効果がでる薬です、といわれて希望をもって内服した場合では後者の効果が素晴らしいことは古くから知られています。

これと同じく、治療のやり方で効果が左右されるのは当然のことです。
特に、東洋医学のように手技を伴う治療ではその傾向が強いのです。

 効果がでるように治療するから効果がでるのです。
見た目には同じ針灸治療をした、といってもどのような針灸治療なのかで効果に差がでて当然です。
針を刺すから効果が出る、のではなく効果が出るように針を刺すのです。
 
かつて、間中喜雄先生がある学会で質問にたったときに、どんな針をしているのですか?
と尋ねたそうです。
演者はステンレス製の針を使用している、と返事をしたそうですが、質問の意図はどのような治療体系を前提にしているのか?でした。

針灸治療はシステムの問題です。
どのような治療システムで治療しているのか?
これが大切です。

見た目にはただ針を刺しているようにしかみえませんが、その背景にあるものが違えば結果は著しく異なります。

 お灸で潰瘍性大腸炎が治るか?というのは質問として不完全です。
潰瘍性大腸炎が治るように、治療システムが構築されているか?という問いかけならばいい質問です。
 術者によって治療のやり方は千差万別なのが現状です。

上級者になると、治療している間にその治療の手応えをみながら調節・調整ができるので結果がよくなります。
その治療の初心者は習い覚えた治療をするので精一杯になりますので、その効果も残念な結果が多くなります。

 質問:お灸で潰瘍性大腸炎が治るか?
所長の答え:お灸に限りませんが、潰瘍性大腸炎が治る治療システムを持った術者なら治せます。

青山・まだらめクリニック 自律神経免疫治療研究所 http://dr-madarame.com/









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