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第9回疲労学会:出席・講演しました。 [学会]

 慢性疲労症候群などの疲労を中心課題とする日本疲労学会が秋田市で開催されました。
東京・大阪・福岡・名古屋以外の都市では初めての開催で、会長の三浦一樹先生には相当のご苦労があったことでしょう。

 疲労学会は内科学会などの巨大な学会とは違って、こじんまりとした学会です。
誰がどんな研究をしているか、見渡せる感じがあり面白い学会なのです。
また、医学部以外の参加者も多く、治療を考える上では参考になることもみつけやすいのです。

 さて、6日(木)の診療を終え、新幹線で秋田に向かいました。
沿線は緑が多く、田植えが終わった田んぼが目立ちました。 
 7日の昼には評議員会から学会が始まりました。
秋田が遠いことから、学会開始が7日午後となっておりました。
そのため、時間がタイトで余裕がなく感じました。
所長は7日の午後に、慢性疲労症候群と線維筋痛症を合併した患者さんが湯たんぽをしっかり使った場合の効果を自覚症状を基に発表しました。

これまでに刺絡と気診治療の組み合わせた治療の効果を続けて発表してきたのですが、あまり認知度は高くなく、治療効果を知らない会員が多かったのです。
しかし、治療効果を知っても刺絡で治療を始めるには相当にハードルが高いことでしょう。

 慢性疲労症候群や線維筋痛症はもはや、難病ではありません。
このような治療法である程度は完治出来ることが判明しておりますので、何とかなるでしょう。
これからは治癒率をあげることが目標です。
現時点では慢性疲労症候群では42%、線維筋痛症では35%の治癒率です。

 青山・まだらめクリニック 自律神経免疫治療研究所 http://dr-madarame.com

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