第27回日本自律神経免疫治療研究会

　昨日表記の、第27回日本自律神経免疫治療研究会が開催されました。
今回は参加人数が少なめで、200名に欠ける程度でした。
前理事長の福田　稔先生ご逝去後、初めての研究会でしたので、全員で黙とうを捧げました。

　一人の発表時間が15分と、通常の学会発表では考えられないくらい長い発表時間でした。
演者は十分に説明できたと思います。
　熱心な発表が多かったのですが、ここ数回ほぼ同じ内容の発表もありました。

　所長は昨年のテレビ番組収録の際に爪もみの実験をしましたので、その結果を発表しました。
爪もみは福田先生の方法が有名ですが、その方法では効果が少ないので、いくつかの爪もみの方法を考案しております。
その効果も論文化しております。
今回のテレビ番組で取り上げたのは二つの方法の組み合わせでした。

これまでは爪もみの刺激をしてから、週単位の変化を観察してきました。
今回は爪もみ直後のリンパ球の変化を観察した結果を報告しました。

爪もみ以外にもリンパ球を増やす手段を多数、実技を含めて発表しました。
この研究会も新しい会員が増え、雰囲気が変わりそうな印象でした。

　青山・まだらめクリニック　自律神経免疫治療研究所　http://www.dr-madarame.com