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手の打撲のシップはいつまで? [病態]

 これはこのブログを訪問してくださった方の検索ワードの一つです。
一般的に打撲の場合には湿布薬を処方されることが多いですね!
医学部の学生時代には外科総論という講義がありました。
創傷治癒に関する基礎的なことを学ぶのです。

外傷(手術を含む打撲やケガなど)を受けたら、1週間は冷やせ!その後は温めろ!と習います。
学生時代からこのように刷込まれますので、何の疑問も持たずにそうすることが正しいと信じている医師が圧倒的に多数なのです。
湿布は根本的には冷やす薬なのです。
打撲でみられる内出血は、冷やしたら吸収が遅くなります。
内出血の影響が長く続けば、内出血のために痛みが長引きます。
治療している医師はその他の治療法をみてないので、こんな程度の治り方が当たり前と思っているのです。


 実際に治療していると、打撲などは受傷直後から温めると治りが早いのです。
打撲につきものの内出血は、綿花を利用した間接灸をするとみているその現場で薄くなります。
同時に痛みが軽減してくるのです。
神経を刺激していた内出血の要素が軽減している効果と考えております。
湯たんぽが経験している外傷というものは、整形外科でしか対処できない開放骨折のような重篤なものは含まれません。
これらの病態は臨床経験がなく、不明です。

 一般的には打撲の治療で冷やすのは治癒を遅らせる結果になります。
この検索ワードで検索なさった方は最初から今に至るまで、冷やす方針で治療を受けていらっしゃいます。
一日も早く、温める方向にもっていくことがよろしいと思います。

 青山・まだらめクリニック 自律神経免疫治療研究所 http://www.dr-madarame.com
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