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指先 赤い [病態]

 これはこのブログを訪問してくださった方の検索ワードの一つです。
指紋付近が手のひらと比べると、極端に赤くなった状態と推測します。
あまりにも皮膚の色の差があるので、不安になっていらっしゃるのでしょう。

 指先までは血液の流れはよいのですが、末端まで流れた血液が心臓に戻り難い時にこのような現象が起こります。
一見すると問題がないように感じますが、このような状態が長く続くと困ることがでてきます。
それは、全身にある血液の量は一定量しかありませんので、指先に血液が貯まった状態が長く続くと最終的に内臓に流れる血液の量が減ってしまうという大問題が起きるのです。
血液の分布に異常がでるのです。
この現象は時間をかけて少しづつ変化していくので、皮膚色の変化以外には気がつかないことが多いのです。
気がついた時には、身体が相当におかしくなった状態になっています。

 なるべく早くこの状態から脱出して欲しいのです。
全身的に冷えている可能性が高いので、湯たんぽ美人を使って身体を温めることはもちろん必要です。
このブログで何度も取り上げていますが、効果的なやり方の爪もみも有効です。
綿花を利用した班目式間接灸は速効性があります。
これらの方法は副交感神経を優位にする方法なのです。
自律神経は交感神経と副交感神経のバランスがとれた状態にしておくことが大切です。
常に交感神経だけが優位になっている、あるいは常に副交感神経が優位になっているのは健康的ではありません。

 このような状態はすぐには改善しませんが、気長に変えていく努力をお勧めします。
このような体質改善を実行しないと、自律神経の用語でいえば交感神経が優位の状態が長期間続き、最悪の場合発癌する確率が高くなります。

 病気になるのは嫌ですね!
将来的に病気になる可能性が高い病態は、時間をかけてでも改善させた方がいいのです。

 青山・まだらめクリニック 自律神経免疫治療研究所 https://www.dr-madarame.com
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