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前立腺癌の患者さんの話:悪性腫瘍と新型コロナウイルス感染症の話 [治療方針]

 緊急事態宣言がでましたがなんとも対応が鈍く、緊張感がないのには驚かされます。

政府が立派なことをしてもしなくても、どちらにしても、自分自身の身を守ることが大切です。


 さて、最近受診されている前立腺癌の患者さんの話です。

健診で前立腺癌の腫瘍マーカーであるPSAが20程度と指摘された方です。

泌尿器科では各種検査を受け、早期の手術を勧められております。

しかし、自覚的にはなんともなく、手術後の後遺症も心配になり当クリニックを受診されました。


 診察すると四肢が冷えているだけではなく、下腹部も冷えておりました。

前立腺のある骨盤内の血液循環が悪いと推測されます。

身体が冷えているとリンパ球の数が少なくなり、どのような腫瘍にも克服することが難しくなります。

冷えの問題のほか、背中をはじめとした筋肉の異常なこりも観察されました。


 まずは湯たんぽ美人を使い、身体を温めることをお勧めしました。

その後、綿花を利用した、まだらめ式間接灸を覚えて頂き治療の頻度を増やすことを提案しました。

悪性腫瘍と闘う場合には治療の頻度が問題になります。


 綿花を利用した、まだらめ式間接灸ならば当クリニックでの治療だけではなく、自宅で頻回に治療できます。

自分自身で治療できるので、治療に必要なコストも抑えられます。

 

 この患者さんの健診でもリンパ球の数はほぼ1,000個でした。

湯たんぽ美人で身体を加熱して3日後にはリンパ球は1,300個まで増えました。

綿花を利用した、まだらめ式間接灸を頑張って約2ヶ月間治療しました。

そこでの採血検査ではリンパ球が2,000個を超え、PSA9台まで低下しました。


 まだまだ油断は禁物ですが、良好な経過が期待できます。


新型コロナウイルス感染症が増加しているため、悪性腫瘍の手術が出来なくなっている病院も増えております。

座して待つのではなく、その間に免疫力を上げる治療を受けておけば腫瘍そのものが縮小する可能性もあります。

さらに新型コロナウイルスに罹患する可能性が低下する、あるいは罹患しても重症化しにくくなる可能世が高いと考えられます。

当クリニックではそのようなお手伝いができます。



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