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岡江久美子さんご逝去 [病態]

 岡江久美子さんが新型コロナウイルス感染症のため、ご逝去されました。

発熱してから、極めて急速に肺炎が悪化した模様です。

テレビ等の報道によれば、乳癌の手術後に放射線治療を受けていたそうです。


 新型コロナウイルスでの死亡例では、いわゆる基礎疾患がある方が多いのは事実です。

悪性腫瘍ではリンパ球数が減っていることが普通のことです。

放射線治療でも白血球総数が減少しますので、白血球の中身であるリンパ球数は通常よりもさらに減少するのが一般的です。

この状態でウイルスに感染すると命取りになることが多いのです。


 放射線治療だけではなく、抗癌剤の治療を受けている方も多いと思いますが、

白血球数が減りリンパ球数もそれに伴って減少していることが普通にみられます。

ときには血小板の数まで減少していることがありますが、血小板の数がある程度減ってきたら抗癌剤の治療は中断することをお勧めします。

血液を固めるもとが血小板です。

血小板の数が減ると、出血を止めることが難しくなります。

新型コロナウイルス感染症では、血栓が出来易くなることも判ってきました。

血小板が血栓ができた場所で消費されます。

そのため、脳出血などを合併し易くなります。


 新型コロナウイルス感染症の方が、路上で突然死した例も増えているようですが、この血栓症のために脳出血を起こしたのではないか?と考えられます。


 さて、リンパ球を増やす方法はこのブログにも沢山の手段を書き込んでおります。

悪性腫瘍の患者さんは、この新型コロナウイルス感染症の問題がなくともリンパ球を増やしておくことが必要です。

それが完成すれば、再発転移の可能性も低くなります。

リンパ球が多い状態ならば、万が一新型コロナウイルスに感染しても軽症で済む可能性が高くなります。






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