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癌の治療:自家がんワクチンの話 [治療法]

 癌の免疫は、多くの研究者のお陰で長足の進歩が見られます。

今回紹介する自家がんワクチンもその成果の一つです。

手術で採取した癌組織を材料にして、ワクチンを作るのです。


抗癌剤を使い尽くして治療法がなくなった方、抗癌剤では体力が保たない方、早期癌で手術したが再発転移が心配でたまらないといった方にお勧めします。


 この治療法は癌に対して特異的な免疫機能を高める効果があります。

しかし、白血球の中のリンパ球数が少ない場合には効果が乏しいことが判明しております。

このような非特異的な免疫機能を高めることは非常に難しいのです。


簡単に言うと、リンパ球を増やす方法は教科書的には知られていないのです。

しかし、かつての自律神経免疫治療研究会の経験では、爪もみ・歯磨き・早寝早起き・乾布摩擦でもリンパ球が増やせました。

中でも湯たんぽを使って身体を温めることが最強のリンパ球を増やす方法でした。

リンパ球数1,000個未満のリンパ球減少症でも極めて短期間で改善させることが可能でした。


 当クリニックでは予め自律神経免疫治療を受けていただいて、ある程度リンパ球を増やしてから

自家がんワクチンを接種する方針です。こうすると最大の効果が得られると思います。

リンパ球が少ない場合に自家がんワクチンを接種しても効果が少ないことが判明しているためです。

さらに自家ワクチン接種後にも自律神経免疫治療を続ければ、理想的な治療になると思います。


 自家がんワクチンを単純に接種するだけではなく、自律神経免疫治療と併用すると最高の治療になると思います。



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