湯たんぽは身体に悪い? [治療法]
これはこのブログを訪問してくださった方の検索ワードの一つです。
このブログでは湯たんぽの必要性・使い方を中心に述べてきました。
一方では湯たんぽを使うと、自分で熱を産生しなくなるから湯たんぽを使うのは身体には悪いとする意見があります。
道具が良い、悪いの問題ではありません。
どういう病態で湯たんぽを使い、何を改善させるのか?が問題になります。
湯たんぽそのものが良い・悪いのではありません。
湯たんぽの使い方が問われている質問だと思います。
ある程度身体が冷え切っている場合には自力で熱を産生することが極めて困難な状態になっている場合があります。
当クリニックを受診される方はほとんどがこのような状況です。
このような状態では、湯たんぽを使って身体を温めないと本来の身体機能が発揮できません。
従って湯たんぽを使わないと良くならない可能性が高い状態です。
このような方が自力で熱の産生が出来なくなるから湯たんぽを使うのは遠慮する、となればジリ貧に陥ります。
まずは自力で熱を産生する能力を回復することが最優先しなければいけません。
何しろ、折角の食事からの栄養補給がままならない状況になっているのと同じ身体状況なのです。
世界でただ一人だけの大切なあなたです。
あなたの身体では湯たんぽを活用するのがいいのか、使わない方が良いのかを診断しなければいけないのです。
その判定にさまざまな条件が出てくるのは当然のことです。
湯たんぽがなければ、当クリニックの治療法も産まれてきませんでした。
リンパ球減少症で苦しんでいらっしゃる患者さんを救うことはできませんでした。
湯たんぽがあって多くの方が救われております。
湯たんぽが身体に悪いのではありません。
湯たんぽを使わなければ身体状況が改善出来ないほど、身体が悪いのです。
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