渥美和彦先生の話 [追悼]
一年の終わりの時期には訃報が気になります。
本日は大晦日です。
コロナ禍が始まった年の大晦日には
日本統合医療学会を立ち上げてくださった渥美和彦先生がお亡くなりになりました。
本日が命日です。
学会発足の頃には少なくとも月に1度はお宅に呼ばれて、
理不尽とも思われる注文を受けたことが多々ありました。
何しろ新しいことを始めたのです。
人手が足りなくて一人何役もこなさなければいけなかったのです。
それでも最後は渥美先生が仕上げをしないといけない状況でした。
まさに八面六臂の活躍があったので、現在の統合医療学会が出来上がりました。
学会発足当時は新しいことを始める熱気が楽しく、また渥美先生の馬力には驚かされ続けました。
お亡くなりになった翌日である元旦には年賀状をいただいたので、驚きました。
しかも例年のように印刷された文言だけではなく、自筆でコメントが書いてありました。
ご体調が悪い中だったろうに、おそらく一人一人に手書きのコメントを書いてくださったのだと思いました。
ご冥福をお祈りしております。
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