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気を使う治療:気診治療 [治療法]

 何らかのモノ、針やモグサを使う治療ならば身体が変化するのはわかります。

しかし、そういったモノを使わずに手を振っただけで治療になるとは、普通考えられないでしょう?


 かつて所長は肩こりがひどく、どうしようもない状態にまで追い詰められていたことがありました。

その頃は自分でも針治療が出来ているつもりでした。

しかし、肝心の自分の身体が言うことをきかない情けない状態でした。


 本格的に針灸治療を勉強しなければいけないと考えたのが平成3年頃でした。

いろいろと師匠たるべき方を探しました。

数人の候補をみつけて、平成4年には候補と考えた治療家にお目にかかりに参りました。


 そこでみつけたのが手を振っただけで治療が完成するという治療法でした。

治療を受けてみて初めてわかりました。

身体の刺激の仕方には様々な方法があることを知りました。

刺激が強くしなければいけないものではない、ということも初めて理解できました。

逆に強すぎる刺激は症状を増悪させる可能性が高いので、適度な刺激である必要があります。


これが気診治療との出会いでした。



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