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左肩の痛みに耐えかねた知り合いの話 [治療法]

 古くからの友人にお孫さんが増えました。
家族が増えたので、お嬢さん一家が引っ越しをしました。

 赤ちゃんが居る中での引っ越しは大変だろうと、おばあちゃんが中国地方まで手伝いに行きました。
新しい孫が可愛くてずーっと抱っこしていたら、左の肩・首が痛くなってきたのです。
市販の湿布を貼ったり痛み止めを内服しましたが効果はなく、日増しに痛みがつのります。
孫に会う前には筋トレをしなければいけない、と古い友人はおっしゃっていました。

 痛みがひどくなり、SOSがあったので受診していただきました。
バンザイすることはできます。
痛む部位が左の肩、僧帽筋付近です。
整体で痛む場所をもんでもらったら、帰宅する時には既に痛みは増悪していたそうです。

 痛む場所そのものが原因でない時に、この現象がよくあります。
原因がどこにあるのか把握しないで治療すると、悪くする典型例です。

 この患者さんは左の肩を痛がりますが、左の鎖骨下筋にも圧痛がありました。
ただし、自覚的には全く問題がありませんでした。
鎖骨下筋に問題がある場合には、上腕骨の付け根付近にも問題があることが多いのです。
やはり自覚的には問題がありませんが、圧痛がありました。

 最終的には手の特殊なポイントに圧痛がありました。
そこを刺激したら僧帽筋のこりが解消し、首・肩は全く問題のない状況となりました。

 痛みの原因にどの程度対処できるか、で治癒にいたるスピードが変わります。
現場で改善すれば、余計な薬を飲んで胃の調子が悪くなるような事態が避けられます。

 青山・まだらめクリニック 自律神経免疫治療研究所 https://www.dr-madarame.com

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