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病気治療の原則 [治療法]

 本日は真冬並みの寒さで大雪のため、外出する方は少なかったようです。

新型コロナウイルス感染予防にはいい一日でした。


 このブログにも書き込みましたが、一般的に感染症予防にはリンパ球の数が多いほど有利です。

悪性腫瘍でも、腫瘍が縮小する患者さんはリンパ球の数が多いのです。


糖尿病の患者さんでも、血糖のコントロールが悪い場合にはリンパ球の数が少ないのです。

新型コロナウイルス感染の場合で致命的になる可能性が高いとされている、心血管系の病気の患者さんでもコントロールが悪い時にはリンパ球が少ないのです。



 リンパ球数は自律神経の目安になります。

リンパ球は副交感神経の支配を受けているので、リンパ球の%と数が大切になります。

理想的なリンパ球の%は35〜42%で、その絶対数が2,100〜2,400個です。

そもそも20歳の時のリンパ球の数が約2,000個です。

年齢が上がると、リンパ球の数が徐々に減っていくのです。

病気に罹るとさらにリンパ球が減ります。

リンパ球が減るから病気に罹るのかもしれません。


 逆にリンパ球が増えれば病気の経過は良好となります。

リンパ球の数を増やす方法はこれまでにこのブログに取り上げてきました。

参考にしてください。






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新型コロナウイルスの話:死亡者と生存者の比較 [病態]

 新型コロナウイルスに関する論文が、多く出てきております。

国内の学会では感染症学会が情報を提供しており、さすがに感染症学会と名乗るだけのことはあると感心しております。


 この感染症学会に掲載されてある情報から、注目すべきことをピックアップします。

アメリカの医学雑誌に投稿された情報をまとめた内容が掲載されてました。




リンパ球は20歳では2,000個ありますが、加齢とともに減っていきます。

高齢者で死亡率が高くなるのも、リンパ球の数で説明がつきます。

基礎疾患がある場合には、同年代の方と比べてもリンパ球が減っている可能性が高いと推測されます。


 この結果から考えると、基礎疾患のある方や高齢者でも、リンパ球を増やすことで感染予防が可能かもしれませんし、万が一感染しても軽症で済む可能性があります。


 癌患者さんでは多くの場合、リンパ球数が少ないことが多いのです。

糖尿病や心疾患・呼吸器疾患など、いわゆる持病のある方もリンパ球数が少ないことが多いのです。


 リンパ球数を増やす治療法はほとんど知られていませんでしたが、身体をしっかりと温めることでリンパ球減少症を改善させることが可能です。

リンパ球減少症とはリンパ球数が1,000個未満をいいます。

かなり免疫力が低下した状態と考えられます。

この状態で新型コロナウイルスに罹患したら、重症化するだろうと推測されます。


この論文は臨床的に重要な意味をもつと考えられます。

特に今の日本に限らず、新型コロナウイルスが猛威を振るっている国・地域では、重症者をださないためにも、しっかりと身体を温めることが必要です。


また、リンパ球数の少ない方は、単純に身体を温めただけではリンパ球の増加が不十分なこともあります。

その場合には注射の針を利用した刺絡や、綿花を利用したまだらめ式間接灸、さらには気診治療が必要になります。


 Yahooのデータでは本日までの東京都内での新型コロナウイルス患者さんの発生数は84名です。

1,500万人の中の84名ですので、その頻度は0.00056%となります。


 新型コロナウイルスに感染することを怖れて受診しない患者さんもいらっしゃいますが、時間が経てば増える可能性が高いので、今のわずかな頻度のうちに治療を受けて、リンパ球を増やした方が得なのでは?と考えております。





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新型コロナウイルスの問題点 [問題点]

 毎日毎日新規の感染者が増えたというニュースばかりテレビをにぎわせております。

日本での新型コロナウイルス感染者の話を検討すると、高齢者以外ではほとんど普通の風邪のような経過をとるようです。

問題は癌・糖尿病・心臓病・呼吸器の病気をもつ方で致死率が高いことです。


 いわゆる基礎疾患をもつ患者さんは、重篤になる可能性が高いことは間違いないようです。

それはなぜでしょう?


 おそらく免疫力が低下しているからでしょう。


今回の新型コロナウイルスとは無関係に、免疫力を高める努力が必要だった患者さんが重篤な状態になっていると考えられます。

基にある病気に加え、敵がもう一つ増えた状態が新型コロナウイルスだったと考えます。


 まだ新型コロナウイルスにかかっていない方は、第一に免疫力を高めることです。

罹患しなければ助かります。

罹患しても軽度で済む可能性が高くなります。

免疫力が高まれば、基の病気も良くなります。


 いいこと尽くめです。




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アトピー性皮膚炎の患者さんの話 [具体的な症例]

 標記の患者さんが受診されました。

40台の女性患者さんです。

幼少期からのアトピー性皮膚炎で、長期間に渡りステロイドを使い続けた方です。

それでもある程度の年齢になった時に、ステロイドの副作用を知り、頑張って離脱したのです。


仕事が忙しくなったら落ちついていた皮膚が、再びぶり返してきました。

全身が痒くなるし、かゆみのために眠れなくなるし、仕事は寝不足のため失敗が増えて、尻拭いに時間がとられて

悪循環そのものの生活になってしまいました。


安保徹先生の著作から当クリニックの存在を知り、受診されました。


診察すると身体は冷えきっておりました。

手のひらの中央部は26度で、中指の指紋の部位は22度しかありません。

こんなに冷たい手なのに、本人は熱く感じておりました。

冷えきっている方では、このようなことが観察されます。

そのため、本来は温めなければいけない状況でも冷やすことすらでてきます。


顔は赤く腫れ上がってましたが、体幹部は黒くなっております。

お腹は温かいのですが、四肢は冷たい状況です。

これは胃腸の調子が悪い方がこのような身体所見を呈します。

案の定、早食いです。


どれだけ噛めばご飯がどろどろになるか、試していただきます。

そうしないと胃腸の負担が大きくなり、肩こり・首こり・背中や腰の重苦しさ等が治りません。

筋肉の異常は胃腸との関係が大きいのです。


 刺絡と綿花を利用した、まだらめ式間接灸と気診治療の組合わせで治療を始めることにしました。


治療した日はよく眠れるようになってきました。

体幹部の皮膚は乾燥しておりましたが、初診時と比べるとだいぶ改善してきております。

まだ2回しか治療しておりません。

これだけの治療でそこまで変化するならば、皮膚がきれいになるのにもあまり時間がかからないと思います。



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帯状疱疹後遺症の患者さんの話 [具体的な症例]

 3年前まで、乳癌の再発転移予防のため通院していた70歳台の女性が、先月帯状疱疹に罹患しました。

皮膚科での治療後、皮膚の状態は概ね回復しつつありますが、痛みが残っております。

あまりにも痛くなるので、就寝時にも目が覚めてしまうそうです。

眠りが妨げられる状況とは、痛みが重症である証拠にも挙げられる状態です。


 久しぶりに昨日電話してくださいましたが、声が疲れきっていることがわかる状態でした。

入浴すると痛みが軽減するということです。

湯たんぽは使ってらっしゃいましたが、

寝るときだけの利用でしたので極力使用する時間を伸ばすことを提案しました。


 本日の受診でしたが、湯たんぽを使う時間を伸ばしたら、痛みが激減したそうです。

これまでは血圧は問題がなかったそうですが、痛みがでてから血圧が高くなってきました。

わずかの湯たんぽ利用の時間が増えただけですが、今朝は全く正常の血圧に戻ったそうです。


 本日は痛みはかなり軽減しており、むしろ皮疹のなごりのある部位の感覚が鈍っているようでした。

帯状疱疹というように、神経節に沿って皮疹がでます。

経絡的には典型的なツボを刺激すればいい状態です。


 腕のツボを刺激すると、背筋が伸びて痛みや知覚鈍麻が気にならなくなりました。


 自宅でも当分この刺激を続けてみましょう。





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新型コロナウイルスの対処法 [治療法]

 新型コロナウイルスは猛威を振るっております。

幸いなことに日本では重症になる患者さんの数は少ないようです。

そういった状況で、いろいろな方がいろいろなことを発信しております。


さきほど発見したのが、公衆衛生の専門家の発言です。


いわゆる特効薬はもとからありませんし、ワクチンができるまでには相当の時間が必要と考えられます。

頼りになるのは自分自身の免疫力となります。

この記事では基本方針しか言及しておりません。

具体策がありませんので、それはこちらを参考になさってください。









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新型コロナウイルスの話 [治療法]

 新型というだけあって、詳細はまだまだ不明な点が多い病気です。

その全容が判らなければ治療できない、予防できないわけではありません。

免疫の状態を望ましい状態にすれば感染し難くなるだろうし、万が一にも感染しても回復が早くなるだろうと推測できます。


 日常生活でできる免疫アップの方法をこちらにまとめました。

湯たんぽ美人を使うのも当然の手段です。

その他の手段も、全てではありませんがまとめてみました。

ご興味のある方はこちらを参考にしてください。



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