SSブログ

アトピー性皮膚炎の患者さんの話

 自律神経免疫治療は新潟の福田先生と安保先生の出会いから始まりました。

晴れた日には虫垂炎が多い、という臨床的事実から発展してきました。

当初はアトピー性皮膚炎に顕著な効果がありました。

やがて悪性腫瘍の患者さんの治療が始まると、癌が消えてなくなる患者さんが多くでてきたのです。


これまでの医療とは異質な医療を始めたので、福田先生はかなりの迫害を受けました。

新潟の医師会からは、自律神経免疫治療を止めるような勧告まで受けたのです。

信念の塊のような福田先生でも精神的ストレスは大きく、詳細は述べませんが病気になりました。

そのためしばらくの間治療できない期間がありました。


 さて、自律神経免疫治療はどのような病気にも効果をだせますが、上記のようにアトピー性皮膚炎にも効果的です。

安保先生がご存命の頃に雑誌の特集で、アトピー性皮膚炎を取り上げられることが多かったのです。

現代医学的な治療と自律神経免疫治療の比較のような記事が多かったのです。

現代医学の治療の場合には、有名な大学の皮膚科の偉い医師が出てくることが普通で、ステロイドを使った治療法で治すようなお話でした。

片や自律神経免疫治療では安保先生が理論的な面を受け持ち、福田先生が臨床面を担当する記事が多かったのです。


 問題は雑誌の読者からの声でした。

ステロイドを使った治療を大学病院の偉い医師が述べますが、その医師の治療を数年に渡って受けていた読者が増悪しているとの抗議の手紙が殺到したのです。

このようなことが続いてしまったので、健康雑誌ではステロイド治療を中心に行なう医師にお呼びがかかることはなくなってしまいました。


 もちろん自律神経免疫治療を受ければたちどころに治るのではありません。

身体が回復するには、ある程度の時間がかかります。

自律神経免疫治療を受けると、その期間を耐えてみようという気持ちになるようです。









nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:健康