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寒くなるのが早いですね! [季節]

 今年の夏はマスクをつけて熱中症の危険があったのに、9月はほとんど毎日雨降り。

9月下旬から急に寒くなってきました。

例年だと10月の第2週目くらいから手袋を着用する必要がありますが、今年はすでに9月下旬から手袋を着用して出勤しております。

時々マフラーも巻いております。


 体力が低下していると、気温や気圧の変化についていけないことが多く、雨が降る前・寒い日には体調が悪くなることが多くなります。


 体温が1℃低下すると、代謝が20%低下することが麻酔科の教科書に書いてありました。

所長が在籍した医学部では低体温麻酔が盛んだったので、低体温麻酔で手術する症例が多かったのです。

体温を20℃までさげると、90分間心臓が停止した状態で手術ができます。

難しい心臓の手術も麻酔科の協力で楽々とこなせるのです。


 厳重な管理下で体温を下げても問題なく回復できます。

しかし、麻酔科が自律神経を遮断する技術があっての話です。

通常の生活をしているときに、急激に寒くなると全身に血液が流れなくなりそのために全身の機能が低下するがために、体調が悪くなるのです。


 最も簡単確実に回復させる方法は湯たんぽを使って身体を温めることです。

温める部位はこのブログで何度も取り上げておりますので、他の記事を参照してください。


 冷えている手足を中心に温める方が多いのですが、その方法では冷えは改善しません。

体幹部を中心に温めることが必要です。


 最近の気温では就寝時に布団の中にまでは持ち込む必要性は低いと思いますが、入浴前にある程度身体を温めておくことが大切です。

ある程度冷えきった身体は入浴だけでは温まらないことが多いのです。

身体の冷えは均一にあるものではなく、温かい部位と冷えた部位とが混じっているのです。

冷えきった部位が温まる前にのぼせてしまうので、改善しないのです。

そのため、冷えた部位を中心にある程度温めてから入浴すると、体の芯まで温まる入浴ができます。


 入浴前の湯たんぽ利用をお勧めするわけです。


 今夜の入浴前にはお試しください。




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