梅雨ですね! [季節]
本日は朝から雨。
通勤がしんどくなります。
こんな日にはリモートで仕事している方が羨ましいです。
さて、昨今は新型コロナウイルス感染症のためにリモートで仕事していらっしゃる方が多くなっていります。
例年だと会社の冷房が始まってきている時期なので、冷房に負けて苦しむ方が増える時期でもあります。
昨年から出勤せずに自宅で仕事するリモート勤務をする方が増えているので、冷房に苦しんでいる方は少ないように思います。
冷房で苦しむことはないかもしれませんが、冷えに困っている方は、こんなにも蒸し暑い時期でも身体が冷えていることが普通にみられます。
気がついていないだけのことが多いのです。
この状態、つまり身体の冷えを放っておくと秋・冬になってから困るのです。
今のうちに秋・冬になっても困らないような準備が必要になります。
今のうちに身体を温めておくことが大切です。
では、具体的にはどうしたらいいでしょうか?
入浴前に湯たんぽを使うのです。
蒸し暑くなっているので、ご自身の身体が冷えているのには気がつかないことが当たり前なのです。
湯たんぽに使うお湯も沸騰したお湯を使う必要はありません。
お風呂のお湯は40度前後のはずですが、そのお風呂のお湯を湯たんぽに入れるのです。
湯たんぽの袋は入りません。
何しろお風呂のお湯ですので、ヤケドしないです。
大腿部全面・おなか・お尻・二の腕を1ヶ所1分程度加熱してみましょう。
こんな程度の温め方でも身体は温まります。
しかし、この方法で身体を加熱してから入浴すると問題があります。
湯上がりに大量に汗をかく可能性があるのです。
特に身体が冷えている方は身体に汗の素である水が溜まっている可能性が高く、
湯上がり後の大量の発汗の可能性が高いのです。
そのため、湯上がりの際には水で身体を冷やしてから上がると快適な時間が増えます。
今の時期ですので、水そのものがさほど温度が低くはないのです。
さほど冷たくはなく、身体の表面を冷やしても内臓の温度までは下がらないと考えられます。
こうすると、湯上がりの発汗が減りすぐにパジャマを着ても大丈夫になります。
ある程度の期間、このような努力を続けると秋・冬には快適に過ごせるようになるでしょう。
ツボ刺激の話 [治療法]
いわゆる難病治療をしていると、医学部時代に習った知識というものが片寄っていることが判ります。
医学部は教育に関しては文部科学省の支配下にあります。
医学部の病院機能は厚生労働省の支配下にあります。
支配下というと奴隷的な感じがしますが、日本国の医師としてどのような知識が必要かを文部科学省が定めていると表現するのが妥当かもしれません。
病院機能として考えると、つまり治療法を考えるとまずは薬物治療となります。
これは厚生労働省の高官の天下り先(今はこれは否定されているようですが)は、製薬会社が多いらしいので、こうなるのか?と勘ぐりたくなります。
そのため、いわゆる難病では効く薬がないから病気は治らないと言われがちなのです。
しかしながら、ヒポクラテスの時代を考えると、そんなに立派な薬があったでしょうか?
それでもその時代の医師は治療をしておりました。
そしてその時代の患者さんに満足感を与えてきました。
その時代にあわせた、当時最も良さそうな、あるいはベストと考えられる治療を行っていたのでしょう。
難病とされる病気も要するに薬では効果が出ない病気というだけの話ではないでしょうか?
難病治療をしていると、もとよりそう簡単に改善しないこともありますが、意外と簡単に病態が改善することもあります。
多くの場合、身体の冷えの改善と筋肉の異常なこりを改善させると目的に敵うのです。
薬物治療をしても効果が出ない病態が改善します。
本来の身体の機能をよくすれば改善していくのです。
このことは医学部の授業では習いませんでした。
問題はどのように身体を刺激するか、が問題になります。
この手本になるのが古典です。
当クリニックの治療の根本は古典です。
その上でさらに優れたものを求めております。