面白い書籍発見 [治療法]
アメリカのアンドリュー・ワイル博士が統合医療という言葉を作ってくれましたので、西洋医学以外の治療法はさほどの違和感がなくなりつつあります。
当クリニックでは、統合医療で治療しております。
統合医療の治療とは、西洋医学の不足するところ・効果が不十分なところを補うことを目的としております。
しかし、統合医療と言っても西洋医学以外の治療手段が数多くあるため、その全てに精通できるのは現実には無理なことです。
いろいろと情報を集める努力はするものの、どうしても手が回りかねることが出るのが残念です。
さて、今回発見したのはオステオパシーの先生の書籍を発見しました。
その業界では高名な方のようです。
単純にオステオパシーを試みるのではなく、経絡的なツボを利用していること、さらにはかつての針灸トポロジー時代の治療法を取り入れていらっしゃる事に驚きました。
針灸トポロジーとは、1970年代に世界的に高名だった間中喜雄先生が主宰されていた針灸治療の研究会がありました。
針灸トポロジー学武会というのが正式名称でした。
所長は当時はその存在を知らず、後年になってから知りました。
それがきっかけになって今の治療法が始まっております。
針灸トポロジー学武会は、その当時としては最高峰の針灸治療を研究していた存在でした。
何人かのスターと言えるような治療家がいました。
当時の記録が残っていたので所長はその治療家を訪問し、治療を受けてきました。
その結果、加古川市の小田 一医師に師事することになりました。
それが平成4年のことでした。
当初は研究会に参加しても内容が全く理解出来ず、大変でした。
我慢して参加し続け、また良き先輩の指導を受けられたので何とかして治療できるようになってきました。
まだまだ至らない点が多々あるのは残念なことですが、なんとか改善しようと日々に精進しております。
今回発見した書籍もその一環です。
参考になる点が多く、感激しております。