湯たんぽで体が熱い [湯たんぽ]
これはこのブログを訪問してくださった方の検索ワードの一つです。
おそらく冷えに苦しんでいらっしゃる方なのでしょう。
湯たんぽを使って、温まる以上の段階に到達したため熱く感じていらっしゃるのでしょう。
湯たんぽは冷え取りには大切なアイテムですが、無理しないことが大事です。
身体を温め過ぎて熱い・暑いと感じるくらい加熱すると、汗をかきやすくなります。
汗をかくほど身体を加熱すると、気化熱でかえって身体が冷えることもあります。
ほどほどの温め方が必要です。
目標とするのが、あと5分もしたら汗をかきそうとなったらば加熱する部位を変えることです。
はじめは上手くいかないかもしれませんが、だんだんに上手になっていきます。
最初からうまくいくわけがない、と思って気楽に身体を温めてください。
過ぎたるは猶及ばざるが如し
湯たんぽは身体に悪い? [治療法]
これはこのブログを訪問してくださった方の検索ワードの一つです。
このブログでは湯たんぽの必要性・使い方を中心に述べてきました。
一方では湯たんぽを使うと、自分で熱を産生しなくなるから湯たんぽを使うのは身体には悪いとする意見があります。
道具が良い、悪いの問題ではありません。
どういう病態で湯たんぽを使い、何を改善させるのか?が問題になります。
湯たんぽそのものが良い・悪いのではありません。
湯たんぽの使い方が問われている質問だと思います。
ある程度身体が冷え切っている場合には自力で熱を産生することが極めて困難な状態になっている場合があります。
当クリニックを受診される方はほとんどがこのような状況です。
このような状態では、湯たんぽを使って身体を温めないと本来の身体機能が発揮できません。
従って湯たんぽを使わないと良くならない可能性が高い状態です。
このような方が自力で熱の産生が出来なくなるから湯たんぽを使うのは遠慮する、となればジリ貧に陥ります。
まずは自力で熱を産生する能力を回復することが最優先しなければいけません。
何しろ、折角の食事からの栄養補給がままならない状況になっているのと同じ身体状況なのです。
世界でただ一人だけの大切なあなたです。
あなたの身体では湯たんぽを活用するのがいいのか、使わない方が良いのかを診断しなければいけないのです。
その判定にさまざまな条件が出てくるのは当然のことです。
湯たんぽがなければ、当クリニックの治療法も産まれてきませんでした。
リンパ球減少症で苦しんでいらっしゃる患者さんを救うことはできませんでした。
湯たんぽがあって多くの方が救われております。
湯たんぽが身体に悪いのではありません。
湯たんぽを使わなければ身体状況が改善出来ないほど、身体が悪いのです。
寒いですね!
すでに節分立春を過ぎましたが、寒いです。
都内では木曜日には雪の天気予報が出ております。
所長が東京に出てきてから30年以上経ちました。
12月に零下になったのは初めてです。
その後も寒いままで今に至ります。
例年になく寒いので、体調を崩している方が多いです。
例年と同程度の用心では間に合わないのです。
湯たんぽのお湯の冷め方が早いでしょう!
お風呂に入るときには湯たんぽで温まってから入るようにしましょう。
冷え切った身体のままで入浴しても、体の芯まで温まる前にのぼせてしまいます。
お風呂のお湯と身体の表面温度の差を少なくしてから入浴するべきなのです。
身体の冷えが続くと病気にかかりやすくなります。
病気にかからないようにするためには、準備が必要です。
この寒い時季に湯たんぽはありがたいアイテムです。
しっかりと身体を温めてコロナに感染しないように気をつけましょう。
湯たんぽで温める場所は他の記事を参照してください。
身体を温めるとリンパ球が増えます。
リンパ球の数が多い方はコロナに感染しても重症化しにくい事実があります。
免疫機能が良好であると感染しにくいのは間違いないです。
万が一感染しても重症化しにくいのならば、こんなにいい話はありません。
針治療で出血はいいの? [治療法]
これはこのブログの検索ワードの一つです。
針治療は先端がとんがっている針をつかう治療ですので、うっ血が多い部位を刺激すると出血することがあります。
指の先端、特に爪の生え際付近には大切なツボがあります。
エネルギーが湧き出てくると考えられるツボで、井穴(セイケツ)と呼ばれます。
このツボを刺激すると非常に効果が現れやすいのです。
伝統医学の言葉では井穴刺絡と呼ばれる治療法があります。
注射の針を利用して、意識的に出血させる治療法です。
自律神経免疫治療が発足した頃には、最も有力な治療法として有名になりました。
効果がある治療法ですが、時々新聞にこの治療法をおこなって逮捕された針灸師の事件が載ることがあります。
意図的に出血させると医師法違反になるのだそうです。
出血させると、外科的処置と判断されるためです。
そのため、針灸学校では意図的に刺激したのではない、との言い訳まで指導していると聞いたことがあります。
自律神経免疫治療研究会では刺絡治療を盛んにやっておりました。
しかし、その後臨床経験を積むと刺絡治療では刺激の頻度が少ない欠点が明らかとなりました。
刺激の頻度を上げるために綿花を利用した、まだらめ式間接灸を多用するようになりました。
今では刺絡治療で治せなかった病気も治りやすくなってきております。
井穴刺絡の代わりに、爪にお灸すると刺絡治療以上の効果があり、さらにその効果が長持ちすることが判明しております。
癌の治療:自家がんワクチンの話 [治療法]
癌の免疫は、多くの研究者のお陰で長足の進歩が見られます。
今回紹介する自家がんワクチンもその成果の一つです。
手術で採取した癌組織を材料にして、ワクチンを作るのです。
抗癌剤を使い尽くして治療法がなくなった方、抗癌剤では体力が保たない方、早期癌で手術したが再発転移が心配でたまらないといった方にお勧めします。
この治療法は癌に対して特異的な免疫機能を高める効果があります。
しかし、白血球の中のリンパ球数が少ない場合には効果が乏しいことが判明しております。
このような非特異的な免疫機能を高めることは非常に難しいのです。
簡単に言うと、リンパ球を増やす方法は教科書的には知られていないのです。
しかし、かつての自律神経免疫治療研究会の経験では、爪もみ・歯磨き・早寝早起き・乾布摩擦でもリンパ球が増やせました。
中でも湯たんぽを使って身体を温めることが最強のリンパ球を増やす方法でした。
リンパ球数1,000個未満のリンパ球減少症でも極めて短期間で改善させることが可能でした。
当クリニックでは予め自律神経免疫治療を受けていただいて、ある程度リンパ球を増やしてから
自家がんワクチンを接種する方針です。こうすると最大の効果が得られると思います。
リンパ球が少ない場合に自家がんワクチンを接種しても効果が少ないことが判明しているためです。
さらに自家ワクチン接種後にも自律神経免疫治療を続ければ、理想的な治療になると思います。
自家がんワクチンを単純に接種するだけではなく、自律神経免疫治療と併用すると最高の治療になると思います。