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だいぶ寒くなってきましたね。 [季節]

 今年は気温の変動が大きいですね!

急に冷え込んだかと思ったら、再び夏日になるなど気温の変動が著しく体調を崩している方が多いようです。


単純に冷えると言いますが、手足が冷たいことが悪いのではありません。

手足が冷たくなるくらい身体が冷えると、最終的には内臓に十分に血液が流れにくい状況になるのです。

そのため、内臓の機能が低下するので様々な症状が出てくるのです。

本来内臓の機能を決めるのは、その臓器に流れる血液の量なのです。

身体が冷えると内臓、つまり各臓器に流れる循環血液量が低下します。

その結果として各臓器の機能が低下するのです。

循環血液量が低下して起こる機能の異常は、通常の検査では指摘できないことが多いので

検査しても異常はないと言われることが多いのです。

しかし、現実には機能は悪いのでなんとなく調子が悪いような状況になってしまいます。


内臓に流れる循環血液量が低下しているために各臓器の機能が低下しております。

悪いところは確実にありますが、検査しても異常はないので病気ではないとまで言われることがあります。

しかし、確実に機能が低下した状態です。

また、しっかりと身体を温めることなどで改善する病態ですので、まずは湯たんぽの助けを借りることが大切です。


なぜ湯たんぽなのか?  


 よく聴かれることです。

標準的な電器アンカは30ワットと表示されております。

1時間当たり30ワットの熱を産生するという意味です。

ワットという単位をカロリーに換算すると約25,000カロリーになります。

1時間かけて25,000カロリーを産生するということです。


湯たんぽに沸騰したお湯を2リットル入れると、身体を温める熱は130,000カロリーあることになります。

どちらが身体を温める機能が高いか、自明です。


身体を温めるためには熱量がなければいけません。

冷えた身体を温めるには熱が必要なのです。

上述のように、電器アンカよりは沸騰したお湯を入れた湯たんぽが効果的な理由が判ったでしょう。


湯たんぽは寝る時に使うのではなく、身体にあてて身体に熱の貯金を増やすように使って欲しいのです。

身体が温まるまで繰り返しお湯を替えて、身体が温まるまで湯たんぽを使うのです。

ただし、汗をかかないように身体を温めるのです。

汗をかくと、身体が冷えます。

その対策として、あと5分もしたら汗をかくかもしれない、というタイミングで温める部位を変えるのです。

身体を温めるのが目的ですので、冷やす要素を作らないのは大切なことです。


冷えた身体を温めると快適です。

そのため、ついつい温め過ぎてしまうことが多いものです。

ここにはご注意願います。


 冷えた身体を改善させるためには外部から熱を加えることが大切です。

温めるには沸騰したお湯を利用した湯たんぽがお勧めです。


 次回は温かくなった身体を保温する方法を書き込みます。








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暑い日の湯たんぽの使い方 [季節]

 本日、山の日です。

猛暑日になっている地域が多いようです。

こんなに暑い時に冷えているとは想像もつかないことでしょう。

しかし、病気にかかっている方では冷えているという自覚こそありませんが、身体の隅々までに十分には血液が流れていないことが多いのです。


なぜそんなことがわかるのか?


 体調の悪い方の手のひら・指紋中央部の温度を測定するのです。

手のひら中央部付近と指紋中央部付近で温度差が出てくることが多いのです。

距離にして約10センチ。

この距離で温度差があるのはおかしいでしょう?

猛暑日でも冷えている方は冷えております。

しかし、これだけ気温が高いからこそ冷えていることに気づかないのです。


 多くのばあい、手のひら中央部よりは指紋中央部付近の方が温度が低いのです。

ひどい場合には10度以上の温度差があることもあります。

健康な方では温度差がないことが多いようです。


 最近目立つのはコロナ後遺症の患者さんです。

この温度差が大きことが多く、湯たんぽでしっかりと加熱すると急速に改善する方が出てきます。


 そうです。

この病態を改善させるには湯たんぽによる加熱が最も効果的に思います。

しかし、この猛暑日が続いている状況では、冬と同じようには湯たんぽは使いにくいのも確かです。


 そのため、入浴前の湯たんぽの利用をお勧めします。

沸騰したお湯を使うことはありません。

お風呂のお湯を湯たんぽに入れるのです。

何しろお風呂のお湯ですから、ヤケドするはずがないでしょう!

湯たんぽの袋は要りません。


 大腿部前面・腹部・臀部・上腕伸筋側:いつも湯たんぽ加熱を勧めている部位に1ヶ所1分程度温めてください。

そうしてから入浴してください。

何しろこの暑さです。

汗をかいています。

発汗した皮膚は冷たいのです。

冷たい皮膚のままで入浴すると、すぐにのぼせてしまいます。

つまり、身体の芯まで温まる前に入浴終了となるのです。


 短時間で構いませんので、お風呂のお湯を入れた湯たんぽで身体を上記のように温めてから入浴しましょう!

こうすると内臓に血液が流れやすくなります。

問題点が一つあります。

このような入浴法では、湯上がりに大量の発汗がみられます。

その時には水をかぶって、身体をある程度冷やしてからあがってください。


 一瞬でいいので、汗腺を引き締めましょう。

汗をかきにくくする必要がある、ということです。

そもそも今の水道水は冷たくないのです。

そう簡単には身体は冷えませんので、ある程度の時間水を被る必要があります。








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台風6号が! [季節]

 台風5号が行き過ぎたら、既に6号が被害をもたらしております。

南の熱い風の影響で、全国的に猛暑日が続く予報になっております。


これだけ暑いと冷房を入れざるを得ません。

寝室が暑いままでは眠れません。


中途半端な冷房の使い方では睡眠を妨げます。

よく聞く話ですが、切りタイマーを活用することがあります。

多くの場合、冷房のスイッチが切れた途端に目が覚めるということがあります。

これだけの猛暑ですので、朝までの連続運転をお勧めします。


当然扇風機は併用していると思いますが、身体に直接当たらないような風の向きが必要になります。

一晩顔面に直接風をあててしまい、いわゆる顔面神経麻痺になってしまうこともあるのです。


 また、これだけ暑いとパジャマを半袖・半ズボンにすることが多いのですが、

オールナイトの冷房環境ではかなり冷えます。

長袖・長ズボンのパジャマにして、肌を露出しない用心が必要です。

パジャマの生地は薄くて構わないのですが、体表面を覆うことが大切です。

何しろ何か掛けていても寝ている間に剥いでしまうことが多いからです。


これだけ用心しても起床時には足首から先の冷えを感じると思います。


さて、冷房の設定温度の問題があります。

就寝時だけ使う寝室では、日中の気温のために壁や天井・床が高温になっている可能性が高いのです。

就寝時には28度程度の設定温度で構わないのですが、最初は2−3度低めに設定して寝室の空間の温度を下げる必要があります。

具体的には床に就く前の約1時間だけ26-27度でエアコンを運転します。

いよいよ寝るという段階で28度に設定温度を上げて、終夜運転することです。

あまりにも暑い日には27度以下に設定しても構いません。

そこは臨機応変です。


 今週は全国的に猛暑日が続きそうです。


 冷房を上手に使って乗り切りましょう。


 暑い日の湯たんぽの使い方は次回に書き込みます。



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梅雨入りしたと思ったら猛暑日の連続 [季節]

 つい先日梅雨入りの記事を書き込んだと思ったら、あっという間に梅雨があけました。

恐ろしいことに猛暑日の連続で、電力使用不足という恐ろしい事態になってきました。

熱中症で亡くなった方も出ております。


 このような時季の注意を書き込みます。

これだけ気温が高いとご自分が冷えていることは全く気にならなくなります。

しかし、本質的に冷えていらっしゃる方はこの時季に冷え対策をしておくと、

身体がいい方向に向かいやすい、ありがたい時季でもあります。

悪いことだけではありませんね。


 こんなにも気温が高い時に、湯たんぽを使うのは極めて難しいです。

何しろ熱中症の危険があります。


 暑い日には汗をかきます。

汗は身体を冷やすためにかくので、発汗した部位をふれると冷たくなっています。

このように冷たい状態が長く続くと、夏バテします。

その対策が必要となります。


 お勧めするのは入浴前の湯たんぽ加熱です。

使うお湯は冬とは違って、お風呂のお湯を湯たんぽに入れてください。

お風呂のお湯ですので、ヤケドの心配はありません。

従って、湯たんぽの袋は不要です。

 この湯たんぽをいつも加熱するべき部位、大腿部前面・腹部・臀部・上腕伸筋側を各1分程度温めてください。


 こうしてからお風呂に入ると、身体の奥深くまで温まりやすくなります。

ただし、このような準備をしてからの入浴では湯上がりに大量に汗をかく可能性があります。

そうなると身体が冷えます。

湯上がりに水をかぶって身体を冷やすことが必要になります。

汗腺を引き締めて、汗をかかないようにしていただきたいのです。


 今の水道水はさほど冷たくはありません。

むしろぬるま湯程度の温かさがありますので、ある程度身体が冷えるまで時間が必要になります。

こうしてある程度身体を冷やすとバスタオルで身体を拭いた後でもすぐにパジャマを着られます。

身体表面の温度は比較的速やかに回復します。

つまり内臓に流れる循環血液量は確保できます。


 面倒に感じると思いますが、暑い時季にも冷えないように注意が必要です。

最悪の場合、毎日やらなくても週に何日かこのような努力をしておけば今年のように長くて暑い夏を大禍なく過ごせるようになります。

何らかの病気を持っていらっしゃる方はこのようにしていただくと、病気そのものも改善する可能性が高くなります。





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早いもので既に梅雨入り! [季節]

 今年は関東甲信越地方は6月6日に梅雨入りしたそうです。

昨年より8日早く、平年より1日早いそうです。


梅雨明けも早くなりそうで、そうなると暑い夏が長引くのが心配です。

暑くなるとどうしても冷房の助けがないと過ごせなくなります。

原油価格が高くなり、さらに円安の影響で電気代が高くなるしかない予想が出ております。

困ったものです。


 湿度が高くなると、ヒトの身体もむくみやすくなります。

大自然の中で生きているものの宿命ですが、自然環境の影響を受けるのでやむを得ないことです。

暑くなると自分の体が冷えていても、その冷えは気にならなくなります。

言ってみれば気温の高さに身体が騙されているような状況になります。

暑いので発汗します。

そのため体の表面はひんやり冷たくなります。

本来の冷えと区別がつかなくなります。


なんとなく体調が悪い方は朝の寝床の中で身体各所の温度を確認してみましょう。

手そのものが冷えていると判定を間違えます。

腋の下の温度を基準とします。

体温計を使う時のように、腋の下に手を挟みます。

その温度とお腹、腋の下の温度と太もも(大腿部)、腋の下の温度とお尻(臀部)、腋の下の温度と二の腕(上腕伸筋側)このように腋の下の温度を基準として、1対1に体の表面温度を比較するのです。


どこかしら腋の下の温度と比べて低い部位があったら、それは身体が冷えていると考えてください。


 このような状況がある場合には最終的には内臓に流れる循環血液量が低下しますので、内臓の機能が低下します。

そのためになんとなく調子が悪いけれども、検査では異常が出ないとされます。

検査が万能ではありません。

そこまで現代の科学技術は進歩しておりません。

検査にはそれぞれの目的があります。

その目的である内容しか分かりようがありません。


 問題はこのような病態をどうやって治すか?です。


 このブログで延々と取り上げてきた、湯たんぽでの加熱そして保温が決め手になります。

梅雨時の蒸し暑い時に沸騰したお湯で湯たんぽを作ることは必要ないです。

お風呂のお湯を湯たんぽに入れます。

湯たんぽの袋は必要ありません。

何しろお風呂のお湯ですから、ヤケドの心配はありません。

入浴前にこの湯たんぽで、大腿部前面・腹部・臀部・上腕伸筋側を一箇所1分程度温めてから入浴しましょう。


冷えた身体で入浴しても体の芯まで温まるのは難しいのです。

あらかじめ身体表面の温度を上げてから入浴するべきです。

冷えた身体表面温度とお風呂のお湯の温度差が問題なのです。


 このギャップを埋める工夫が必要です。




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あけましておめでとうございます [季節]

 2022年が始まりました。


久しぶりに出勤してきました。

年末は冷え込みが強かったので、クリニック全体がひんやりとしております。

暖房をつけ、クリニック全体を温めている最中です。


 診療開始は明日1月5日からですが、前日に暖房を入れておかないと一日ひんやりした感じが抜けません。

今朝は暖房を入れて、ルンバを回し年末・年始のホコリを掃除しております。


 新年という区切りがあります。

当クリニックも11年目に入りました。

ここで新たな飛躍を期し、これまでの治療の成果をまとめるつもりです。


 今年から新しい治療法を取り入れること・これまでに行ってきた治療法を改善すること、これが今年の目標です。




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台風が接近しております。 [季節]

 今月はスタートが肌寒く、長雨でした。

その後気温が高くなりましたが、再び最低気温が下がってきております。

猛烈な勢力の台風が接近した後で再び暑くなるようですが、やがて寒くなるでしょう。


当クリニックでは最低気温が20°Cを下回ったら、朝の外出には手袋をすることを勧めております。

かく申す所長は昨日から手袋を始めました。

出勤時間は午前7時40分です。

玄関を出るとなんとなく手が冷えます。

手袋をしなくてもなんとかなる程度の気温ですが、今季初の手袋をはめました。


 歩いているうちに身体が温かくなってきたので、手袋はすぐに外しました。

汗をかくまでは手袋をしてはいけません。

自分の熱を取られないように用心するような手袋の使い方をします。


 最近は患者さんの指紋の温度を測定しております。

手のひらの中央部と指紋の中央部で温度差のないことが理想ですが、体調の悪い患者さんではわずか10センチ程度の距離で7−8°Cの温度差があることが多いのです。

身体の端っこまで十分に血液が流れていない状況です。

これでは内臓の機能が良くなりません。

色々な不調が出てくるのはある意味では当然のことです。

これだけ末梢に血液が流れにくい状況になっているならば、血圧を高くしないと末梢まで血液が流れにくくなります。

血圧が高いことを問題にすることが多いのですが、このような状況で降圧剤を使い無理に血圧を下げると脳を含め身体の隅々にまで十分に血液が流れにくい状況になります。

最悪の場合を想定すると脳梗塞になりやすくなる可能性が高くなります。

脳以外の内臓にも十分に血液が流れにく状況となるので、内臓の機能が低下します。

手のひらや指紋中央部の温度差を調べるだけでも、得られる情報は貴重です。

体調がよくなると手のひらの中央付近と指紋中央付近の温度差は小さくなり、やがて差がなくなります。

コロナ禍のため、非接触型の温度計を所有していらっしゃる方も多くなっております。

このような使い方をするのも健康状態を推測する手段となります。


 湯たんぽ美人が活躍する季節になります。

身体を温めるには湯たんぽが大切なアイテムですが、使えない時間もあるのが現実です。

そういった場面では温めることと冷やさないことが必要になります。

無理なく身体によい状況を作ることが大切です。




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今年は猛暑日が少ないです。 [季節]

 昨年の夏は暑かったです。

猛暑日が多く、大変でした。

今年はオリンピック後に長雨があり急に気温が下がりました。

夏とは思えない肌寒い日があり、気温や気圧の変化により体調を崩した方が多かったのです。

こういった天候の変化による体調不良があることをご存知ないと、自信をなくしてしまうことがあります。

天候の変化ではなく、身体が悪いのだと不安が強くなってさらに症状が悪化する悪循環を引き起こすことさえあります。


 体力が低下している場合には、健康な人が刺激として知覚できないような気圧や気温の変化が刺激となることがあります。

関節リウマチの患者さんが、雨の降る前に関節の痛みが出てくることは有名です。

天気予報よりも正確に、しかも早く判ると自虐的に話してくださる方も多いのです。


 関節リウマチに限らず、慢性疲労症候群・線維筋痛症などでも同じようなことが起きております。

皆さん治療が奏功して、体力が回復すると気圧や天候の変化に負けない状態になってきます。


 体力がない、とはどういうことでしょうか?


それは内臓に十分に血液が流れないことを意味します。

内臓は、内臓そのものに流れる血液の量に比例した機能します。

簡単に考えると、手足が冷えている状態では内臓に十分に血液が流れにくい状態になっています。

この状態を改善させるのに重要なのが、物理的に温める方法です。

生姜紅茶や漢方薬あるいは飲食物では、四肢末端にまで十分な血流を増加させるのは極めて難しいのです。

身体を温める最強のアイテムが湯たんぽです。


当クリニックではこの最強アイテムを使い、治療しております。

具合が悪い患者さんの初診では、受診なさった時とお帰りになる時の表情がすっかり変わっている事が多いのです。


 内臓に十分に血液が流れるように身体を変えただけで良くなる病態はあります。

こうしてから本格的な治療をすると、効率よく病気が改善していきます。


 健康・長寿は内臓の機能が良い状態を現していると考えられます。






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梅雨ですね! [季節]

 本日は朝から雨。

通勤がしんどくなります。

こんな日にはリモートで仕事している方が羨ましいです。


 さて、昨今は新型コロナウイルス感染症のためにリモートで仕事していらっしゃる方が多くなっていります。

例年だと会社の冷房が始まってきている時期なので、冷房に負けて苦しむ方が増える時期でもあります。

昨年から出勤せずに自宅で仕事するリモート勤務をする方が増えているので、冷房に苦しんでいる方は少ないように思います。


 冷房で苦しむことはないかもしれませんが、冷えに困っている方は、こんなにも蒸し暑い時期でも身体が冷えていることが普通にみられます。

気がついていないだけのことが多いのです。

この状態、つまり身体の冷えを放っておくと秋・冬になってから困るのです。

今のうちに秋・冬になっても困らないような準備が必要になります。


 今のうちに身体を温めておくことが大切です。

では、具体的にはどうしたらいいでしょうか?

入浴前に湯たんぽを使うのです。

蒸し暑くなっているので、ご自身の身体が冷えているのには気がつかないことが当たり前なのです。

湯たんぽに使うお湯も沸騰したお湯を使う必要はありません。

お風呂のお湯は40度前後のはずですが、そのお風呂のお湯を湯たんぽに入れるのです。

湯たんぽの袋は入りません。

何しろお風呂のお湯ですので、ヤケドしないです。

大腿部全面・おなか・お尻・二の腕を1ヶ所1分程度加熱してみましょう。

こんな程度の温め方でも身体は温まります。

しかし、この方法で身体を加熱してから入浴すると問題があります。

湯上がりに大量に汗をかく可能性があるのです。


特に身体が冷えている方は身体に汗の素である水が溜まっている可能性が高く、

湯上がり後の大量の発汗の可能性が高いのです。

そのため、湯上がりの際には水で身体を冷やしてから上がると快適な時間が増えます。

今の時期ですので、水そのものがさほど温度が低くはないのです。

さほど冷たくはなく、身体の表面を冷やしても内臓の温度までは下がらないと考えられます。

こうすると、湯上がりの発汗が減りすぐにパジャマを着ても大丈夫になります。


 ある程度の期間、このような努力を続けると秋・冬には快適に過ごせるようになるでしょう。








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いよいよ師走 [季節]

 師走に入り、一段と寒さが募ります。

この寒さ・乾燥に乗じて、新型コロナウイルス感染症患者さんは格段に増えております。

寒さ・乾燥の対抗手段としては、暖房・加湿があります。

外出する場合にはカイロを持って、手袋・マフラー・帽子を着用することです。


 そうは言っても、冬は夏と比べるとリンパ球の数が少ないのです。

つまり、冬には免疫機能が低下するものなのです。

冬に悪くなる病気が大半だと思います。

相当に用心する必要があります。


 単純にリンパ球を増やすには、身体のスミズミまで血液が流れるようにすればよろしいのです。

湯たんぽによる身体の加熱・保温が重要なのはここに秘密があります。

血液学の教科書にはリンパ球の増やし方は書いてありませんでした。

しかし、所長の臨床経験からは副交感神経を優位にすればリンパ球は増えます。

特に湯たんぽをしっかり使うと急激にリンパ球が増えます。


 多くの方は湯たんぽは寝るときに使うものだと考えておりますが、これは大きな間違いです。

リンパ球を増やすには、身体が温かくなっている時間が長いほど有利なのです。

朝目覚めたら、昨夜使った湯たんぽのお湯を沸かし直してみましょう。

一日中湯たんぽを使うと新型コロナウイルス感染症だけでなく、風邪もひきにくくなります。


 毎日が快適に過ごせるようになります。




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