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手のひら赤い [病態]

 これはこのブログを訪問してくださった方の検索ワードの一つです。
指先が赤い、を検索ワードとしてこのブログを訪問してくださる方も多いのです。

 このように手のひらや指先のように、身体の末梢が赤くなる方は血液の流れがよくないのです。
赤いのに血液の流れが悪いのはおかしいのでは?と反論する方は非常に多くいらっしゃいます。
血液は心臓から、手のひらや指先に流れてくるのです。
しかし、そこに貯まっていることが多くなり、心臓に戻る血液の量が少なくなってしまいます。
最終的には内臓に流れる血液の量が少なくなっております。

 内臓の機能は、その臓器に流れる血液の量に比例します。
つまり内臓に沢山血液が流れると、その内臓の機能はよくなります。
逆に内臓に流れる血液の量が減ると、その内臓の機能は低下します。

 そのため、指先や手のひらが赤くて悩んでいらっしゃる方の根本的な問題は、
内臓の機能が低下した状態にあるのです。
皮膚は内臓の鏡とも言われております。
赤い皮膚が必ずしもよくないこともあるのです。

 手のひらや指先の血液の流れがいい方向にいけば、内臓の機能がよくなり様々な症状が改善し易くなります。
簡単には二の腕を湯たんぽ美人で加熱しただけでも変わり易くなります。

 青山・まだらめクリニック 自律神経免疫治療研究所 https://www.dr-madarame.com
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心臓バイパス手術後の食欲 [病態]

 これはこのブログを訪問してくださった方の検索ワードの一つです。
心臓バイパス手術後に食欲が低下した方、あるいはご家族が検索してくださったのでしょう。

これまでに心臓バイパス手術を受けた方は6名受診されております。
そのうちのほとんどの方は肩こり・首こりなどの筋肉のこりを主訴としておりました。

食欲が低下している方は心臓バイパス手術とは無関係に、沢山受診されております。
一つは身体が冷えきっている場合が多いのです。
冷えきった身体のために、内臓に十分に血液が流れず、胃腸の機能が低下しているのです。
それによって、食欲が低下します。

さらに問題になるのが筋肉の異常なこりです。
食欲が低下している患者さんの多くは、背中や腰の筋肉がこっていることが多いのです。
これまではこっている筋肉そのものを刺激することが一般的だったのですが、そのような刺激では効果的な時間が短いのです。
また、このような刺激を繰り返すと、効果的な時間がどんどん短くなる可能性が高いのです。
従って、当クリニックではこのような刺激には反対しております。

 かつて首のこりを改善させるために、首のスジを刺激すると効果的であることを書籍にまとめました。
筋肉のこりがある場合にはこっている筋肉そのものではなく、拮抗筋を刺激すると効果的であることが判明しております。

 内臓に関係する症状がある場合には腹筋のこりがあることが多いのです。
そのため腹筋のこりを探し出して、そのこりを改善させるような治療をします。
背骨の動きを考えると、背中の筋肉と腹筋は拮抗筋の関係になります。
背中や腰の筋肉のこりを改善させるために、腹筋の刺激をいたします。

 このうような治療で食欲がでてくる他、熟睡できるようになります。

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腸もみ 気持ち悪い [病態]

 これはこのブログを訪問してくださった方の検索ワードの一つです。
腸もみを試みたのでしょうね。

腸もみで気持ちが悪いのは、おなかの血行が悪い可能性が高いのです。
おなかの調子がよい方に腸もみをしても、何ともないのです。
気持ち悪くなることはまずありません。
便秘がちである、下痢気味といった場合に腸もみをすると気持ちが悪い、と言われることが多いのです。

 気持ちが悪いことはなかなか続けてやることは難しいです。
しかし、このような方こそ腸もみをなさると効果がでやすいのです。

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指先 赤い [病態]

 これはこのブログを訪問してくださった方の検索ワードの一つです。
指紋付近が手のひらと比べると、極端に赤くなった状態と推測します。
あまりにも皮膚の色の差があるので、不安になっていらっしゃるのでしょう。

 指先までは血液の流れはよいのですが、末端まで流れた血液が心臓に戻り難い時にこのような現象が起こります。
一見すると問題がないように感じますが、このような状態が長く続くと困ることがでてきます。
それは、全身にある血液の量は一定量しかありませんので、指先に血液が貯まった状態が長く続くと最終的に内臓に流れる血液の量が減ってしまうという大問題が起きるのです。
血液の分布に異常がでるのです。
この現象は時間をかけて少しづつ変化していくので、皮膚色の変化以外には気がつかないことが多いのです。
気がついた時には、身体が相当におかしくなった状態になっています。

 なるべく早くこの状態から脱出して欲しいのです。
全身的に冷えている可能性が高いので、湯たんぽ美人を使って身体を温めることはもちろん必要です。
このブログで何度も取り上げていますが、効果的なやり方の爪もみも有効です。
綿花を利用した班目式間接灸は速効性があります。
これらの方法は副交感神経を優位にする方法なのです。
自律神経は交感神経と副交感神経のバランスがとれた状態にしておくことが大切です。
常に交感神経だけが優位になっている、あるいは常に副交感神経が優位になっているのは健康的ではありません。

 このような状態はすぐには改善しませんが、気長に変えていく努力をお勧めします。
このような体質改善を実行しないと、自律神経の用語でいえば交感神経が優位の状態が長期間続き、最悪の場合発癌する確率が高くなります。

 病気になるのは嫌ですね!
将来的に病気になる可能性が高い病態は、時間をかけてでも改善させた方がいいのです。

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指先が赤い 手のひらが赤い [病態]

 これはこのブログを訪問してくださった方の検索ワードの一つです。
身体の末端の色がいつも赤いのが気になるのでしょう。
これは血液の流れが悪いために起こる現象なのです。
皮膚の色が赤くて血液の流れは良さそうにみえますが、実は血液の流れは良くないのです。
身体のはじっこには血液が流れてくるのですが、その血液が心臓に戻り難い状態なので貯まっている状態なのです。
本来血液は常に流れているものなのですが、血液の動きが悪くなり、局所に停滞に近い状態になったために赤くみえるのです。

 このように血液の流れが悪くなり、指先や手のひらが赤くみえるくらいの状態になると、局所の静脈が貯まった血液のために膨らんできます。
膨らんだ静脈が神経を刺激するため、しびれや痛みを伴うこともでてきます。
このような病態で出現したしびれや痛みは薬物治療で改善させることは極めて難しいのです。
簡単にいえば、薬物治療では治り難いのです。
血液の流れをよくすることが大切で、湯たんぽを使って身体を温めるのが効果的な治療法となります。

 そのうえで筋肉の異常なこりを改善させると、身体のスミズミまで血液の流れがよくなり、指先や手のひらの赤みが消え、しびれや痛みも改善する方向に向かいます。

 適切な治療法を選べば、治らないとされている病態でも改善させることは可能です。

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リウマチ寝方 [病態]

 これはこのブログを訪問してくださった方の検索ワードの一つです。
関節リウマチの患者さんが、起床時に不快な症状があるので寝方を改善させるとよくなるのでは?として検索なさっているのでしょう。

 関節リウマチ患者さんの症状としては、朝のこわばりが有名です。
学生時代にこの言葉を初めて耳にした時には、何のことか理解できませんでした。
なぜ朝しかないのか?
そもそも、こわばりってなんなのだろう?
不思議に思いました。

 しかし、今ならわかります。
夜寝ている時間帯でも、身体特に肩から先が冷えているのです。
そのために手がむくみやすくなるのです。
また、就寝中は体を動かさないのでむくみが治りにくいのです。
そのため朝のこわばりが出てきます。

 起床してからは特に手のこわばりが目立ちますが、身体を動かしているうちに手のむくみが軽減してくるのでこわばりが気にならなくなるのです。

 また、関節痛も身体が冷えていると強くなります。
就寝中の注意・配慮が必要になるのです。
もちろん就寝時以外の日常生活での注意が必要なのは言うまでもありません。

 湯たんぽ美人でしっかりと身体を加温し、タオルを使い冷えている身体部位を覆います。
加温の詳細はこのブログのどこかに書き込んであります。
このようなやり方で朝のこわばりや関節痛は軽快・消失します。
これで不足する場合には注射の針を利用した刺絡・綿花を利用した班目式間接灸・針やモグサの替わりに気を用いる気診治療の組合わせで治療すると関節リウマチは改善します。
自覚症状がなくなるだけではなく、多少の時間はかかりますが、検査データも改善することが多いのです。

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還暦過ぎた女は何故暑がるのか? [病態]

 これはこのブログを訪問してくださった方の検索ワードの一つです。
よくいう冷えのぼせがみられる方が暑がります。
一見すると、血液の流れがよくてなっている症状のようにみえます。
しかし、そうではありません。
身体の熱の分布がおかしくなった時に、このような症状がでてくるのです。

診察するとすぐに判るのですが、なにしろ本人はのぼせ感が強く、冷えていることに気付かないのです。
そのため日常的に身体を冷やすことを好み、さらに熱の分布異常が増悪して暑がるようになるという悪循環に陥ります。

 診察すると多くの場合、二の腕や臀部・大腿部が冷えています。
わきの下の温かい部位を物差しの基準にして、二の腕や臀部・大腿部の温度と比較すると判りやすいのです。
熱は煙と同じで、高い所に昇りたがるのです。
二の腕や臀部・大腿部の熱が顔面に昇ってくるのです。
これらの部位の熱が顔面に昇ってくるのです。
そのため、これらの部位を温めることで、顔面に昇った熱が身体の下部に戻りやすくなります。
こうして、ようやく冷えのぼせが解消されるのです。

 このように診察で客観的な冷えがみつかる患者さんは、暑がりが多いのです。
これは自覚的に快適と感じる温度が低くなっているためなのです。
なにしろ自分のことは自分が一番判っている、と考えるのが普通です。
ご自身では暑いと感じていても、客観的には冷えていることが多いものです。
そのため、よほどのことがない限り身体の悪さを治す方向には向かないのです。
つまり自分のことは判らないことが多いのです。

 このような現象は還暦過ぎた女性に多いのですが、年齢や性別には無関係のものです。

診察を受けて初めて身体の冷えに気付き、ご自身で判らなかった悪さがあることに気付くのです。
身体が冷えていると筋肉の異常なこりを伴うことが多く、それが血液の流れが悪くなるという悪さを伴います。
これらをまとめて改善させるのが、当クリニックの治療なのです。
湯たんぽ美人による身体の加温・注射の針を利用した刺絡・綿花を利用した班目式間接灸・針やモグサの替わりに”気”を用いる気診治療、こういった治療の組合わせで治療するといろいろな症状が改善してくるのです。

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高血圧の治療で悩んでいた患者さんの話 [病態]

 高血圧を指摘されましたが、降圧剤は使いたくないという患者さんが受診されました。
健康診断で血圧が190-120mmHgを指摘され、高血圧を放置する危険性を説明されたのですが、いろいろと薬の怖さもご存知で、降圧剤の内服には積極的になれないとのことです。

 診察すると、おなかが冷たいのです。
二の腕やお尻も冷たいのですが、ご本人はその冷たさには全く気付いていないのです。
身体が冷えると、動脈が縮みます。
そのため血圧を高くしないと、身体のスミズミまで血液が流れなくなるのです。
血圧が高いからといって、この身体の冷えを放置したまま降圧剤を使うと、身体のスミズミまで血液が流れなくなります。
逆にこのような身体の冷えを解消させると、血圧が正常化することが多いのです。
冷えの解消には、湯たんぽ美人による身体の加温が最強の治療法となります。

 冷えの解消をしないで降圧剤を使うから、近年では脳梗塞が増えてきたのかもしれません。
脳梗塞は根本的には、脳に十分に血液が流れない状態なのです。
もしかしたら認知症も、同様の機序で発症している場合があると思います。

 血圧だけで病気治療を考えるのではなく、血圧が高くなる理由を考えてから治療しないと新たな病気を作り出してしまうかもしれません。

降圧剤を利用して高血圧のコントロールができたとしても、寿命には影響しないという疫学的なデータもあるのです。
血圧が上昇する機序を考えない治療はナンセンスです。

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爪もみをしてはいけない時間帯 [病態]

 これはこのブログを訪問してくださった方の検索ワードの一つです。
爪もみ人気のある健康法です。

正しいやり方では効果が大きいのですが、残念ながら正しい方法が拡がっているわけではありません。
正しいやり方はこのブログで何度も書き込んでおりますので、他の記事を参考にしてください。

ここでは標記のご質問にお答えします。
爪もみをしてはいけない時間帯はありません。
やり足りなければ効果が乏しいので、なるべく長時間に渡り、頻回に行なうことをお勧めします。

足の爪もみを忘れてはいけません。
足の爪もみではありますが、片手落ちにならないように気をつけてください。

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指先が赤くなった [病態]

 これはこのブログを訪問してくださった方の検索ワードの一つです。
指先が赤いことを気にしている方は多いようです。
この状態は指先にある程度血液は流れてきているのですが、心臓に戻り難い状態なのです。
つまり指先に余計な血液が貯まっている状態=うっ血が多い状態なのです。
この状態では、二の腕が冷たくなっていることが多いのです。

この二の腕の冷たさが改善すると、指先=指紋付近の赤さが改善します。
二の腕の冷たさを改善させるのに役に立つのが、湯たんぽ美人です。

 湯たんぽ美人は二の腕を温めやすいのです。
二の腕だけ温めたのでは勿体ないので、おなか・お尻・太もも前面も併せて温めてください。
順番を決めて、繰り返し温めてください。
こうして、身体のスミズミまで血液が流れやすくなれば、指紋付近のうっ血が減って赤みが改善します。

 湯たんぽ美人の加熱で改善しない場合には、筋肉の異常なこりがあることが多いのです。
刺絡や班目式間接灸などの治療が必要になります。

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