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ご存知ですか?温石(おんじゃく) [湯たんぽ]

 温石という言葉を聞いたことがありますか?

昔の話です。

昔のお坊さんは、修行時代には食べるものもろくになかったので、身体が冷えるようでした。

その冷え対策のため、庭の落ち葉を燃やすときに石を温め、その石を布や綿で包んで懐に入れたそうです。

お腹は空いているのですが、お腹を温めるとエネルギーが湧いてくるので空腹感が紛れます。

空腹になると身体が冷えてきますが、その対策にもなったようです。


今でいう岩盤浴の効果もあったのかもしれません。

今ではカイロや湯たんぽがその効果を担っていると考えられます。


 お腹が冷えると下したり、活力がなくなり困ります。

その対策が昔から考えられていたのですね!



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お彼岸も過ぎました [季節]

 この冬は寒さが厳しかったですね。

暖かい日があっていいね!と思ったら、途端に厳しい寒さが続き辛い思いをなさった方が多かったように思います。


寒暖の差が体調を崩す原因になることが多いのです。

ある程度気温や湿度が一定になると身体が慣れてきます。

しかし、日替わりで気温の変動があると身体がその刺激に慣れません。

そのために自律神経のバランスが崩れてしまいます。

その結果として体調が崩れてしまいます。


ある程度寒いと身体が慣れますが、春先の気温の変動が大きい時季には身体が慣れる前に冬の気温に戻るので大変です。

つまり、今の時季は

冬向きの交感神経が優位の身体から、これから暖かくなる夏向きの副交感神経優位の身体に代わる時季なのです。

この調節がうまくいかないと体調が崩れるのです。


体力のある方は1日くらいで自律神経の機能が入れ替わるのですが、体力が低下した方では自律神経そのものが右往左往しているような状態になっております。

自律神経がある程度安定した状態に戻れば、体調の悪さも改善しやすくなります。


4月になれば気温も安定してくるので、比較的安心できます。

そしてゴールデンウィークの頃には絶好調になるのが一般的な話です。


この体調の悪さを改善させるには自律神経の機能を整える必要があります。

その手段として湯たんぽを活用して身体を温めることがあげられます。

教科書的には自律神経は自分の意思とは関係ないので、治療手段がないようにいわれております。

しかし、実際に治療すると内臓に十分に血液が流れるようにすると、自律神経の機能はよくなります。


あまりにも単純な方法だったので顧みられていなかったのだと思います。

自律神経の機能が乱れている時には薬物治療は効果が出にくいのです。

物理的に身体を温め、内臓の機能を取り戻すことをやってみましょう。



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コロナ後遺症について [病態]

 新型コロナウイルス感染症は最近では検査を拒否する方が多いようで、報道では感染者数が減少しているようですが、実態は感染者はもっと多いと推測しております。


デルタ株の後遺症の方は著しい疲労倦怠感が中心の後遺症でした。

もろに感染後慢性疲労症候群と診断されるような状況でした。

オミクロン株の後遺症では疲労倦怠感よりは不眠・ブレインフォグが多くなっているようです。


 どちらの株の後遺症でも、患者さんは身体が冷えております。

なぜならば手のひらの中央部と指紋中央部付近の温度差が著しいのです。

身体の隅々まで十分に血液が流れない状況と判断できます。


 このような状況で心配なのは内臓に十分に血液が流れないことです。

内臓をなんとか守るために、手足の末梢には血液を流さないので手足は冷えてくると考えられます。

手足を犠牲にして内臓を守ろうとするのが生き物の持つ本能のようなものと考えられます。

手足はなくても生きられますが、内臓が機能しなくなったら生命が危険な状態になります。


 手足をある程度犠牲にしていても、内臓は完全な状態で機能するのではなく内臓そのものの機能も低下してきます。

つまり活動するに足りる十分なエネルギーを産生することが出来にくい状況になります。

こうして疲労倦怠感が出てくるのです。


 冷えはこのような悪さを引き起こします。

ではどうやって冷えを改善させられるのでしょうか?


 生姜紅茶を飲みますか?

ある程度身体に悪さをするような冷えは、漢方薬を含め飲食物では治らないのです。

なぜでしょう?

 内臓の機能が低下しているからです。

せっかく身体にいいものと考えて効果なサプリメントや漢方薬や高価な食品を摂っても、

なにしろ消化吸収の機能が低下しているのです。

期待したような効果が出るはずがありません。



 まずは湯たんぽ美人を使ってしっかりと身体を温めることです。

冷えの改善にはこの湯たんぽ美人が役に立ちます。

内臓にある程度血液が流れるようになると、通常の食事の吸収率が改善します。

特殊な食物を摂る必要がなくなります。


 冷えの改善が最も重要なことだと思います。

冷えを放置してなんらかの治療をしてもさほどの効果は期待できません。

まずはしっかりと冷えを改善させることです。

冷えの改善が出来れば色々な治療の、本来の効果が出やすくなります。







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今朝は氷点下になりました。 [季節]

 天気予報が数日前から記録的な寒波が来襲するとしておりました。

昨日は都内でも初雪が降りました。

昨夜は風が強く、非常に寒かったです。

今朝は最低気温が氷点下になり、出勤するのが嫌になる程寒かったのです。


 昨夜はいつもと同じ暖房に設定しておりましたが、寒くて何度が途中で目が覚めました。

朦朧としていたので、暖房の設定温度を上げるとか布団を余計に出すなどの細かなことが出来ずにそのまま寝ておりました。

今朝目覚めたらば、寒かったので驚きました。

ありがたいことに出勤するには問題はありませんでした。


 これだけ寒いと体調を崩す方も多かろうと推測しております。

逆に不調だった方でこの寒さにも拘らず、体調が変化しない場合には相当に良くなってきていると推測できます。

どちらの場合もあり得ますので、ご自身の体調を振り返ってみるのも興味深いことでしょう。


 本日連絡をくださった方では寒さの影響と考えられますが、頭痛がひどくなった方がありました。

寒くなると血液の流れが悪くなり、筋肉内に十分に血液が供給されなくなります。

結果的に酸素不足の状態になりますので、いわゆる緊張型頭痛が起きやすくなります。


治療法としては身体を温めることに加え、いわゆるツボ刺激が効果的です。

気をつけていただきたいのですが、こっている筋肉そのものを刺激するのは止めてください。

その方法は最悪の方法です。


こっている筋肉そのものを刺激すると、刺激した直後は楽になります。

しかし、1度の治療で治るものではありませんので、どうしても繰り返す必要があります。

繰り返して治療しているうちに効果的な時間がどんどん短くなっていきます。

つまり治療すればするほど悪くなってくるのです。

最終的には刺激している傍ら、既にこっている状態にまで追い詰められます。


さて、もう一人連絡をくださった方はコロナ後遺症でほぼ寝たきり状態でしたが、だいぶ回復してきた方です。

治療を繰り返しているので、だいぶ良くなってきておりますが、まだコロナ前のようにはいきません。

この方はこの寒さにも体調は悪化せず、昨年までの経験から今回の寒さで疲労倦怠感が増悪するのでは?と不安だったそうですが、なんとか乗り切れそうな状態です。


 体調によって寒さの影響も異なります。


悪い時には寒さで色々な症状が増悪しますが、体調が良くなっていると大した影響を受けなくなってきます。


まだまだ寒い日が続くようですので、皆さまお大事になさってください。






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湯たんぽ美人を使ったテレビ番組の話:それって!?実際どうなの課 [メディア掲載]

 記録的な寒気が襲来する予報が出ています。

こんな時に助けになるのが湯たんぽです。

湯たんぽを一日中使ったら身体がどのように変化するかを、あるテレビ局が実験してくれました。


 湯たんぽをしっかりと使うと、いろいろな症状が改善することはすでに論文にまとめております。

咳・痰などの呼吸器症状、食欲不振・腹痛・下痢・便秘などの消化器症状、頻尿・夜間尿などの泌尿器症状などたくさんの症状が改善できます。


今回は湯たんぽの中でも身体を温める効果が高い湯たんぽ美人を3日間使った場合に、身体のサイズがどう変化するかを中心に実験してもらいました。


実験に参加した被験者だけではなく、スタッフが驚いた結果でした。

番組スタッフが湯たんぽ美人を買い求めるという状況になりました。


 その番組は本日午後11時59分から日本テレビ系の局で放送されます。


それって!?実際どうなの課





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渥美和彦先生の話 [追悼]

 一年の終わりの時期には訃報が気になります。

本日は大晦日です。

コロナ禍が始まった年の大晦日には

日本統合医療学会を立ち上げてくださった渥美和彦先生がお亡くなりになりました。

本日が命日です。


 学会発足の頃には少なくとも月に1度はお宅に呼ばれて、

理不尽とも思われる注文を受けたことが多々ありました。


何しろ新しいことを始めたのです。

人手が足りなくて一人何役もこなさなければいけなかったのです。

それでも最後は渥美先生が仕上げをしないといけない状況でした。

まさに八面六臂の活躍があったので、現在の統合医療学会が出来上がりました。


 学会発足当時は新しいことを始める熱気が楽しく、また渥美先生の馬力には驚かされ続けました。

お亡くなりになった翌日である元旦には年賀状をいただいたので、驚きました。

しかも例年のように印刷された文言だけではなく、自筆でコメントが書いてありました。

ご体調が悪い中だったろうに、おそらく一人一人に手書きのコメントを書いてくださったのだと思いました。


 ご冥福をお祈りしております。




 

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明日は大晦日 [季節]

 いよいよ押し詰まってきました。

小学生の頃には年の瀬というとなんとなく気持ちが急かされる感じがしましたが、

いい加減に齢を重ねてくると昨日と本日の区別もあまり差を感じなくなってきました。


いろんなことに鈍感になってきたのか、あるいは毎日を大切に生きているからなのか?

よくわかりません。


 この年末・年始はかなり冷え込みがきつくなりそうです。

再び大雪の被害が予想されております。

日本海側は豪雪で大変そうですね。


 関東地方は大した雪ではなさそうですが、乾燥が大変です。

湿度が概ね30%程度で推移しております。

コロナやインフルエンザに罹患しやすくなりますので、加湿器の活用が必要です。

居室でお湯を沸かすだけでも湿度の改善に効果的ですので、試みてください。


アメリカで発表になった論文によると、新型コロナウイルスは湿度が低くても高過ぎても

流行するということが判明しております。

通常のウイルスでは湿度が高くなるとその生存期間が短くなりますが、

新型コロナはちょっと違う性格があるようです。


この時期に新型コロナウイルスの生存期間が伸びるほどの湿度を維持するのはまず無理ですので、

ある程度加湿に気を付けましょう。


 あと一日で2022年も終わりです。

2023年が輝かしい年になりますことを祈っております。


 皆様のご多幸をお祈りしております。



 



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明日は冷え込みそうです [季節]

 最近の都内の最低気温は5度前後です。

かなり低め安定した状態です。

しかし、明日朝の最低気温の予報では2度となっております。


どんな病気でも全身の血液循環が悪くなればいいことはありません。

冷えがあるということは内臓に十分に血液が流れないことを意味しております。

内臓の機能が悪くなることが冷えの本態です。


今夜は皆さんご用心を!


 あったかい湯たんぽが必要です。



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コロナ後遺症について [治療法]

 コロナ後遺症はコロナ感染症そのものよりも大問題です。

どのような方が後遺症に苦しむようになるかは予測できないのが現状です。

予測できたとしても感染したら対処法がありません。


 コロナ後遺症の患者さんの特徴をまとめて疲労学会で発表しております。

これまでに診療してきた慢性疲労症候群の患者さんとの類似点がありますが、多少の相違点もありました。

類似点としては身体の冷えが著しいことと筋肉のこりが目立つことです。

これまで診療してきた慢性疲労症候群の患者さんよりも、冷えの程度としては悪いかもしれません。


 相違点としては慢性疲労症候群の患者さんでは大腸のガスはさほど観察されませんでしたが、コロナ後遺症の患者さんでは大腸ガスが量が多いことと頻度が高かったのです。

冷えの程度は厳密には比較できませんでしたが、印象としてはコロナ後遺症の患者さんの方が悪いと思います。

筋肉のこりに関しては、コロナ後遺症の患者さんの方が程度が悪いと思います。

コロナ後遺症の患者さんは急激に筋肉のこりが増悪した状態になっているのでは、と推測しております。

そのため今までと全く異なった身体の状況に追い込まれているのだろうと思います。


 特にコロナ後遺症は若い世代に多く、学業・仕事に差し支える事が問題になります。

なるべく早く改善しないと人生が破壊される可能性が高くなります。


治療はどうすれば良いのか?


 まずは冷えの改善が大切です。

コロナ後遺症の治療には漢方薬を処方されることが多いのですが、これだけ冷えていると漢方薬の吸収が悪いのです。

従ってせっかくの漢方薬が効果をあげにくいのです。

実際当クリニックを受診してきたコロナ後遺症の患者さんの多くは様々な薬物治療(漢方薬を含む)を受けてきておりますが、効果がないから受診されております。

薬物治療が効果を出す条件を満たしていない状態で治療を受けるのは勿体ないです。


十分に身体を加熱・保温しただけである程度は疲労倦怠感そのものが軽減・改善してきます。

こうして治療を受け入れる体勢を作りつつ、綿花を利用したまだらめ式間接灸で筋肉の異常なこりを改善していくのです。

刺激の仕方にコツがあります。

こっている筋肉そのものを刺激するのはいけません。

こっている筋肉そのものを刺激すると一瞬楽にはなります。

しかし、その刺激を繰り返していると効果的な時間が段々に短くなってしまいます。

最終的には刺激している傍ら筋肉のこりがでてくるようになります。

そこまでなってしまうと改善させるのには莫大な時間がかかるようになります。


 当クリニックのやり方で治療しても、コロナ後遺症はすぐには改善しません。

手強い状況では身体が反応するのに時間がかかることが多いのです。

ある程度の期間(目安は3ヶ月間です)はしっかりと治療を続けることが必要になります。








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綿花を利用した、まだらめ式間接灸:リモートでのお灸 [治療法]

 お灸は古代中国が発祥ですが、日本で独自の発展を遂げてきました。

かつては顔にお灸をしてはいけないとされてきました。

しかし、綿花を利用した間接灸ならばヤケドの心配がほぼありません。

全身くまなくお灸できるようになりました。

また、慢性疲労症候群や線維筋痛症、コロナ後遺症を改善・治癒させることは可能です。

癌をはじめとする悪性腫瘍の末期的状態でも治癒することは無理でも、自覚症状の改善がみられます。

 

 これまでは対面で、お灸の治療を行ってきました。

しかし、本当にこの治療を必要としている方は移動が困難であることも事実です。

ZOOMの利用が一般的になってきていることから、リモートでのお灸治療を試みることにしました。

 

 全3回の診療を予定しております。

初回はお灸を試みたときに効果が出るように準備が必要です。

その準備を説明します。この準備がきちんと出来るか否かで、その後のお灸の効果が変わります。

 

2回目はお灸のやり方を見て頂きます。

どのように綿花を準備するのか?モグサはどのように取り扱うのか?

どうやってモグサに火をつけるのか?どうやって身体に刺激するのか?

を見て頂きます。お灸に必要な物品は予め郵送しておきますので、お手元で実技ができます。初めてのことですので、まずは1ヶ所正確にできるようになることを目標とします。

この2回は数人同時に行う予定です。

 

3回目は個別に相談を受けます。

何しろ病気のことですから、他人には知られたくないこともありますので、個別に行います。

ご都合のいい時間帯にZOOMで相談にのります。

ただし時間に限りがあります(15分間)ので、予めメールなどで質問事項を送ってください。

それ以降の診療については応相談です。

治療に必要な物品(モグサ・綿花など)・郵送料を含めて診察料として5万円です。

 

 先着順で受付します。当クリニックのお問い合わせの欄から申し込んでください。

灸治療希望というタイトルでお願いします。

受付開始は1118日(金)午後3時とさせて頂きます。先着5名の予定です。

入金を確認出来次第、治療に必要な物品(モグサ・綿花など)・問診票・ZOOMの情報を送ります。

 

 青山・まだらめクリニック 自律神経免疫治療研究所 https://aoyama-madarame-clinic.com

 


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