抗癌剤を使わざるを得ない病気・病態があります。
特に血液疾患の場合には、体質改善などと悠長なことを言ってる時間の余裕がありません。
また、血液疾患に対する化学療法の効果は高いので、このような病気・病態では化学療法をすることが大切です。

 癌では、転移がみられると化学療法が必要とされます。
繰り返し化学療法を行うと白血球数が減少し、やりたくても化学療法ができない状況もでてきます。
かつて、白血球数を増やす方法として、踵に直接据えるお灸を発表したことがあります。
当クリニックのHome Page にも写真を掲載してありますので、ご覧になった方もいらっしゃると思います。

 多くの方は踵のお灸をすれば、減少した白血球やリンパ球がすぐに増えると考えているようです。
しかし、それは全くの誤解なのです。