今年は春一番が吹かなかったそうです。
春分の日までに春一番が吹かなかったのは、十数年ぶりだそうです。
その代わりといってはなんですが、先週の土曜日に続いて本日の午後は台風並みの嵐の予報です。
今朝はこんなに晴れているのに、午後からの嵐は信じられないですね。
気温もあがっていますので、ダウンをやめて、レインコートにしました。
一応、大きな傘を持ってきました。
傘は役にたたないようなので、雨カッパも持参しました。
今日は早く帰りましょう！
雨が降ると、どのような悪いことがあるか？
関節リウマチをはじめとする疼痛を伴う病気では、雨が降る前に増悪します。
雨が降ってしまえば軽減してくるのですが、気圧の変化に弱いために起きる現象のようです。
関節リウマチの患者さんは暖かくて、乾燥した気候を好みます。
アンドリュー・ワイルが住んでいるアリゾナの砂漠のような所が快適に感じられるのです。
ツーソンは全米の関節リウマチの患者さんが避寒にやってくる街として、有名なのです。
日本は湿度が高く気温の変化も激しいため、関節リウマチの患者さんにとっては条件が悪いのは確かです。
慢性疲労症候群の患者さんも同じく、雨が降る前に疲労倦怠感が増悪してしまいます。
はっきりとした病名がついていなくとも、気圧の変化や雨で体調が崩れる方は結構いらっしゃいます。
対策は？
雨が降るのは変えられません。
天気予報をよくみておいて、雨が降る前から（数日必要なことは普通です。）身体を休ませることが大切です。
体力的に余裕がないので、雨や気圧の変化という刺激に耐えられないために症状が増悪するのです。
いつもより身体を休ませて、体力的に余裕のある状態にしてみましょう。
横になる時間を増やすこと、身体を十分に温めることが重要です。
4月になって湯たんぽをやめた、といってはいけません。
こんな時こそ、湯たんぽが味方になるのです。
だまされたと思ってもいいですから、試みてください。
本日午後からの嵐には間に合わないかもしれません。
しかし、この次の雨には間に合うと思います。
ご用心！
青山・まだらめクリニック 自律神経免疫治療研究所 http://dr-madarame.com/