SSブログ

第4回 線維筋痛症学会 出席しました。 [学会]

 第4回線維筋痛症学会は長崎市でこの週末に開催されました。
台風が接近するなかで、帰れるかどうかが参加者の間では最大の茶飲み話でした。

学会の内容としては、薬理学者が大会長でしたので学問的な演題が多かったのです。
線維筋痛症学会が発足した頃に比べると、大部進歩してきたように思います。

しかし、線維筋痛症の診療を中心に考えると、治療効果はまだまだ低く
患者さんの求めには応えられない状況は変わりがないようです。
所長はいろいろな事情があって、今回は演題を出しませんでした。
統合医療のセッションの座長をさせていただきました。 
 大阪の行岡病院の院長先生が刺絡の効果を発表されました。
この医師は所長の所属する日本自律神経免疫治療研究会の会員でもあります。
刺絡が効果的である発表はうれしく、頼もしいものでした。
ほかに明治国際医療大学からの2演題がありました。
セルフケアに関する演題と美容を主目的にした治療を取り入れた演題にいくつかのコメントをして責任を果たしました。
細かい内容は割愛しますが、この領域では発表する演者はいつも変わりがなく、ある意味では低調になっているのかもしれません。

 治療の実際についてはなんらかの講習会のようなものを開催する必要があるかもしれません。

学会のセッションには統合医療が取り上げられるのですが、市民公開講演会になると薬物治療の話しかでてこないのが現実です。
 線維筋痛症の治療には非薬物治療が効果的なのですが、薬物治療しか取り上げていただけないのが残念です。

 青山・まだらめクリニック 自律神経免疫治療研究所 http://dr-madarame.com/
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0