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病気治療の方法について [治療法]

 医学部の教育の中では病気治療の方法として学ぶのは薬物治療が中心です。

精神科は少し違いますが、内科系の教科ではほぼ薬物治療のみしか学ばないといって構わないほどです。

外科系の教科では当然ですが、手術が中心となります。

学生の頃には薬物治療したら病気や病態が確実に治るのだろうと想像しておりましたが、

実際に患者さんの治療をみていると薬物治療できれいに治るものではないのがわかります。

そのため、ちゃんと治療できるのは外科系の科しかないと、

外科系の科を希望する優秀な同級生も多かったのです。


このようなことは日本だけではなく、アメリカでも同様の事情であると

アリゾナのアンドリュー・ワイル博士も語ってくれました。


所長が消化器内科の医局を辞めたのは薬物治療ではなく、

自分の力で病気治療をしたかったからです。

その一環として漢方治療と針灸治療を研究したくなったからです。


薬物治療を否定するようなことをいっておいて漢方治療か?とは言わないでください。

漢方治療は奥が深いのです。

この病気にはこの漢方薬を、といった定型的な治療ではなく

一人一人の患者さんに適応する漢方治療がしたかったのです。


また、針灸治療では起死回生の力があることを目の当たりにした経験がありましたので

確実に使いこなせるようになりたかったのです。


それから30年


 日々に精進を重ねてきたつもりです








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冷えの改善は湯たんぽだけでは不十分なことがあります [冷えの改善法]

 これまでに冷えとは何か?対処法はどんなことがあるか?などについて書き込んできました。

冷えは医学用語ではなく、日常生活の言葉です。

難病治療の際にはこの冷え対策なくして、

治療効果はあがらないことを実感しております。


 冷えを改善させるためには湯たんぽは強力なアイテムです。

しかし、その効果が及ぶのは身体の周辺までに限られております。

室内環境にまでは効果が及びません。

居住空間が寒い場合には冷えを改善させるのは難しくなります。


特に問題になるのが寝室の気温です。

寝ている時間帯に冷たい空気を吸っていると身体が冷えるでしょう!


寝ている時間は7-8時間とすると1日のうち、1/3は寝室にいるはずです。

この時間が冷えを改善させることになるのか、増悪させることになるのかでは大きな差がでてきます。

布団の中で寝ているので、寝室が寒くても問題ないと考えている方は多いのです。

しかし、冷たい空気をオールナイトで吸っていると身体が冷えてきます。

寝室の気温を測定する必要が高いのです。


最低でも15度は必要です。

WHOでは数年前に寝室の気温をある程度維持することで

心疾患や呼吸器疾患の発病を予防できると勧告を出しております。

18度や20度程度に維持することを勧めております。


実際に20度まで寝室の気温を上げると暑くなり、布団をはいで却って冷えることが多かったので

15度を目安に暖房を入れていただいております。

最近のエアコンの暖房設定では16度が最低温度のことが多いので、

エアコンを16度に設定して終夜運転していただくことを勧めております。


切りタイマーで数時間で暖房を止める方が多いのですが、冬では明け方に寒くなることが多く

冷えの改善にはつながりません。

ある程度気温が保たれていれば暖房は入りませんので、寒い期間はこのようなエアコンの使い方をお勧めします。



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寒さ対策:具体的方法 [湯たんぽ]

 立春を過ぎたのに、寒いですね。

都内では朝から雪がチラついておりました。

昼からは大雪になりそうです。


 気圧の変化と気温の変化で体調が悪い方にとってはダブルパンチですね。


こんな時にはしっかりと身体を温める必要があります。


最も効率よく身体を温めてくれるのが湯たんぽです。

お湯の量が少ないとすぐに湯たんぽのお湯の温度が下がりますので、

2リットル程度のお湯が入るサイズの湯たんぽを使いましょう。


水は100度以上には温度が上がりませんので、沸騰したお湯を利用して湯たんぽを使います。

何しろ沸騰したお湯ですので、お湯を入れる際にはヤケドしないようにご注意願います。


このように熱い湯たんぽを利用するので、お湯を入れたばかりでは湯たんぽを熱く感じることも

あります。

この場合には湯たんぽのカバーである袋の中にタオルを入れてください。

身体に移動する熱を緩和することです。


お湯がぬるくなってきたらタオルを抜いてください。

また温かさが復活します。


沖縄では夏日になったという報道がありましたが、本土はまだ冬です。

居住空間の気温が低いと体調を崩しやすくなります。


手軽な暖房器具ですが、その効果は抜群の湯たんぽを活用してみましょう。




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