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暑い時の湯たんぽのお湯の温度の話 [治療法]

 本日の関東地方では猛暑日の予報が出ている地域があるほど暑い1日になりそうです。

なんでも今年一番の暑さになるとか。


 こんなに暑い日に湯たんぽなんか使う方はいないでしょうね。

しかし、体調の悪い方では湯たんぽを使って身体を温めないと回復しないこともあります。

昨日受診した線維筋痛症の患者さんがその一人でした。


 約1週間前から、これまでに気にならなかった手足の痺れや痛みが辛くなってきました。

ちょうど気温が高くなり、蒸し暑さが募ってきた時期に当てはまります。

あまりにも痺れ・痛みがひどかったので受診できないかったそうですが、昨日はその程度が軽減したため

頑張って受診してくださったのです。


 診察すると手足は冷たいのですが、肝心の本人はその冷えに気がついておりません。

少量ですが、沸騰したお湯の湯たんぽを預けると快適に感じるそうです。

自宅でも湯たんぽは使っているそうですが、お湯はぬるくしているそうです。

お湯は沢山入っているけれども、ぬるい湯たんぽとお湯の量は少ないけれども熱い湯たんぽを比べると

お湯は少なくても熱い湯たんぽの方が快適に感じるとおっしゃいます。


 身体を温めるための熱量の違いがもたらした結果だと考えます。

季節が夏になると、とても湯たんぽは使えなくなります。


 しかし、病気の種類によっては真夏でも湯たんぽ加熱を怠ると症状が増悪することがあります。

ご用心なさってください。




 

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師匠の話

 所長の針灸治療の師匠は多くの治療法を開発しました。

所長が針灸治療の手ほどきを受けて、本格的に治療を始めたのは約30年前のことになります。

思えば遠い話になります。


 今師匠が残した書籍を読み返すと、いかに読み落としている情報があったか、と愕然とすることがあります。

今更遅いと師匠から叱られそうですが、丁寧に読み返します。


 いつも新鮮なもの、それが古典だとは師匠の言葉です。



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