ぎっくり腰の患者さんの話

　最近の発見した、刺激するポイントが全身の筋肉のこりをほぐす働きがあることが判明しております。
肩こりがつらい、腰が痛い、頭痛などに効果的なポイントであることが判っておりました。
今朝、久しぶりに電話をくださったのは時々治療していた38歳の男性でした。
仕事が忙しくて、寝不足になっていたそうです。
昨日、ぎっくり腰を起こしたのです。
あわてて湯たんぽを利用して腰を中心に加熱したら、腰は少しだけ楽になったそうです。
ようやく受診できそうになったので電話をくださったのでした。

靴を履くために身体をかがめることができないため、サンダル履きでした。　痛む場所を確認すると、背骨の近くでした。
ぎっくり腰の多くは筋肉が硬くなっているのですが、例外的に筋肉が軟弱になって起こることもありますので、要注意です。
この患者さんは硬くなった筋肉のために色々と不都合な状況になったようです。

冒頭に記載した全身の筋肉のこりをほぐすポイントを刺激すると、痛がりました。
それでこのポイントが腰痛と関係が深いことが理解できたようです。
手指による刺激では痛いのと、十分にこりが改善しないので綿花を利用した間接灸を行ないました。
急速に腰痛が改善するのが実感できたようです。
仕上げに気診治療を行なったところ、背筋が伸びていかにもよくなったのが肉眼でもわかりました。

　青山・まだらめクリニック　自律神経免疫治療研究所　http://www.dr-madarame.com