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うれしかったこと [具体的な症例]

 青山・まだらめクリニックを立ち上げて、これまでと全く異なった生活になりました。

極端なことを言うと、目が血走った生活になっているかもしれません。

 ある意味では交感神経優位の状態か、と心配しております。
なんとかお灸でごまかしながら、しかし実は楽しみながら毎日を過ごしております。

 そんな日常のなかで、非常にうれしい電話がありました。 3年前まで診療していた、アトピー性皮膚炎と不安神経症を合併した元(!)患者さんが訪ねてきてくれたのです。

 3年前に皮膚の状態がすっかりよくなって、社会復帰を果たし終診となった元の患者さんです。

治療開始当時は、アトピーの状態は若いお嬢さんがかかる病気としては、お気の毒なほどひどい状態でした。
また、職場の人間関係が悪く、大変辛い毎日を過ごしていたのも知っています。
早く退職することを勧めましたが、なかなか難しいのも事実でした。

 しかし、駅で電車を待っているときに、いい知れぬ不安感がでてから退職を決意したのでした。
不安神経症は改善するのに時間がかかるのが当然のことですが、所長の秘術を尽くしての治療でなんとかなりました。

退職してから急速に肌の状態がよくなり、資格をとる勉強をしながら所長の治療を受けておりました。
資格をとって、就職を決めて新しい生活を踏み出す頃に所長の治療は終了となりました。

3年経ったところでお目にかかりました。

もともと美人さんだったのですが、すっかり落ち着きがでて立派なキャリアウーマンです。
また、結婚したといううれしい報告をしてくれました。

結婚式やハネムーンの写真までみせてくれました。
開業祝いの大きな花束まで持参してくださり、恐縮しました。

 遠くで暮らしている自分の娘が久しぶりに実家に帰ってきたような気分でした。

書くことが年寄りくさくなってきましたが、涙がでるほどうれしい話でした。

 彼女の治療も自律神経免疫治療と気診治療でした。
湯たんぽで加熱することや、早寝早起きをしないと叱られたのが不満だったそうですが、結果的にそれが一番大切なことに後になってから気づいた、とおっしゃってました。


http://dr-madarame.com/

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