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関節リウマチにアトピー性皮膚炎を合併していた患者さん [治療効果]

 関節リウマチはあちこちの関節が痛んで辛い病気です。
関節リウマチ一つでも辛いのに、さらにアトピー性皮膚炎を合併した患者さんの治療をしておりました。
関節の痛みが耐えられなくなって、仕事を辞めざるを得なくなった方です。

1年前の初診時には顔だけでなく全身が黒く、肌がガサガサしていた状態でした。
身体も冷えきっていました。
これでは皮膚表面に血液が回らないだろう、と考えられました。
肘が曲がりにくい、握力が低下してドライヤーが使えない状態でした。

湯たんぽによる身体の加熱・保温を勧めました。 
 自律神経免疫治療(刺絡)と気診治療を併用しました。
前腕部付近を中心とした綿花を利用した間接灸を行っているうちに、関節の痛みは軽減してきました。
関節の可動域も広がってきました。
それに伴って、カサカサしていた肌がしっとりとしてきました。
徐々に身体が温まってきたので、皮膚表面に血液が流れやすくなってきたのでしょう。
やがて、黒かった肌が白くなってきました。

先日、久しぶりに受診した歯科では肌が白くきれいになったと驚かれたそうです。

黒かったのは顆粒球が局所に多くなり、活性酸素を発生させて、日焼けと同じ状態を作っていたからでしょう。
血行がよくなり、局所にリンパ球が増えたために顆粒球の悪影響が消えてきたのでしょう。
それが肌が白くなった理由です。

抗癌剤を使ってもこのように肌が黒くなったり、爪が黒くなったりします。
身体のスミズミまで十分に血液が流れるようになれば、解決出来る問題です。
逆に抗癌剤を使うにしても、あらかじめ身体のスミズミまで血液が流れるようにしておけば副作用はでないのが普通のことです。

 癌でも関節リウマチでもアトピー性皮膚炎でも治療法は同じです。
体調がいい状態を早く、長く続けることです。

 青山・まだらめクリニック 自律神経免疫治療研究所 http://dr-madarame.com/
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