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肺癌手術後に体力が低下した患者さん [治療法]

 75歳の肺癌手術後の患者さんが受診なさっております。
手術後には体力が低下して、買い物に行くにしても大変な努力が必要になったそうです。
手術をしてくれた外科の先生にきいても、手術をしたのだからしょうがない、としか言われず、ほとほと困っていたのです。
日常の買い物に出かけても、買ったものが重くて肩が凝って辛かったのです。
買い物も一度にたくさんは出来ないため、小分けに買うという不便な生活でした。

お孫さんがネットで検索してくれて、当クリニックを受診するようになったのでした。

診察すると、案の定身体が冷えきっておりました。
湯たんぽを膝の上に載せると、温かくて気持ちがよく離したくない!とおっしゃいます。
間違いなく冷えている状態です。

こうして身体の加熱・保温に加え、刺絡と気診治療の組み合わせが始まりました。 
 刺絡と気診治療の組み合わせ治療を受けると、帰りの電車では身体が温かくなり眠くなるそうです。
幸い最寄り駅は電車の終点だってので、乗り過ごすことはなかったのでした。
2-3回の治療で、身体に力がでてきたのが実感出来たそうです。

 1回/週の頻度で治療を始めました。
肺癌の手術をした瘢痕部の痛みも相当なものがあったのですが、湯たんぽによる身体の加熱に加え、刺絡と気診治療を繰り返していたら痛みが苦にならなくなってきました。
体力がついてくると、さまざまな症状が改善しやすくなります。

 治療開始から3ヶ月経ちましたが、ほっぺたが赤くなりいかにも元気そうな表情になってきました。
とても肺癌の手術後の方の顔にはみえません。
買い物も週に1度、ある程度たくさん買い出しに行けるようになりました。
毎日が楽しく暮らせるようになってきました。

こうなれば再発・転移の可能性も低下してきたと考えられます。

 青山・まだらめクリニック 自律神経免疫治療研究所 http://dr-madarame.com
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