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乳癌手術後の仕事疲れ [病態]

 これはこのブログを訪問してくださった方の検索ワードの一つです。
stageこそ不明ですが乳癌の手術後、仕事に復帰なさったのですが、予想以上に体力が低下していた状態だと思います。

 手術後に化学療法を受けていらっしゃるのでしょう。
自律神経の言葉で考えると、交感神経が優位になっているのです。
ストレスを受けて、身体が不調になった状態と同じ状況です。

 手術そのものは大きなストレスです。つまり交感神経を刺激された状態なのです。
さらに抗癌剤は交感神経を刺激する薬物なので、異常に強力な交感神経刺激を受けた状態なのです。

 ここで大切なのは対処法です。 
 理論的には副交感神経を刺激すればよろしいのです。
単純な話です。
問題になるのは、いかにして副交感神経を刺激するか?という具体的な方法論です。

 このような状況(交感神経優位な状況)では身体が冷えております。
湯たんぽによる身体の加熱・保温が必要になります。この刺激が最強の副交感神経刺激になるのです。
その上で、刺絡・気診治療の組み合わせの治療を受けると、副交感神経優位の状態が作れます。
全身に血液が流れやすくなり、内臓の機能がよくなるので疲労倦怠感が改善しやすくなります。
さらに、副交感神経優位の状況が免疫力が高い状態を示し、再発・転移の確率を下げる効果もあるのです。

 青山・まだらめクリニック 自律神経免疫治療研究所 http://dr-madarame.com
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