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SLEの患者さんのその後 [具体的な症例]

 レイノー症状は治る!で紹介した患者さんのその後を報告します。
レイノー症状はかなり改善してきました。
しかし、なんらかの事情で冷えると指先が紫色に変色します。
ありがたいことに改善するのが早くなったそうです。

本日は朝から豪雨でした。
傘をさすと手が冷えてしまい、指先は紫色になってしまいました。
手袋をしていてもだめでした。
しかし、当クリニックを受診され湯たんぽを使い二の腕を温めたら、急速に指先の色が赤みをさしてきました。
前腕部に綿花を利用した間接灸を行い、耳や目にも綿花を利用した間接灸を行いました。
 前腕部の筋肉が凝り過ぎていると、その先の手指にまでは十分に血液が流れないことが想像されます。
そのために前腕部の筋肉の異常な凝りを改善させる必要が高いのです。
レイノー症状が交感神経優位の状態でみられる症状なので、副交感神経を刺激するために目や耳にお灸するのです。

治療しているときには、気持ちいいの連発でした。
治療が終わって、受付に戻る時になって、歩くのが楽になっているのに気づいたそうです。
ちなみに足の指は紫色ではありませんでしたが、かなり冷たかったのです。
湯たんぽによる加熱と綿花を利用した間接灸で指は赤みがさしてきました。
歩くにも指に力が入らないと歩きにくくなるのです。

 青山・まだらめクリニック 自律神経免疫治療研究所 http://www.dr-madarame.com
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