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舌に、お灸をしました。 [治療法]

 関西には、歯医者さんがお灸をしたくて針灸師の資格を取った方がいらっしゃるそうです。
口の中にお灸をするという、初めて聴くと驚くような治療をしているそうです。
ピンセットでモグサを歯茎にあてて、熱くなったら終了というやり方だそうです。
初めて聴くと驚きますが、歯茎の腫れには抜群の効果がでると思います。

 さて、昨日受診された患者さんはSLEのため、ステロイドを長期に渡り服用しておりました。
湯たんぽを使い始めて、レイノー症状が改善してきましたが、油断すると増悪します。
今回の台風の影響で、全身にむくみがでてきてから体調が崩れたようです。
その一環で、舌を噛みやすくなったそうです。
舌の側部にも潰瘍ができて、痛々しい状態でした。
舌の側面には歯の痕がクッキリとついており、舌そのものがむくんでいることが判りました。

 これは舌にお灸すればいい状態です。
お灸はむくみを解消させるには非常に効果的な手段なのです。


 
 舌のお灸というと驚きます!
この患者さんは綿花を利用した間接灸を自宅でもたくさんやっているので、あまり驚きませんでした。
舌を出していただき、潰瘍を含めて綿花を利用した間接灸を行いました。

 潰瘍の痛みがすぐに軽減しました。
舌そのもののむくみが改善したのも、すぐに判ったそうです。
口を閉じたときの舌が歯にあたる感じがすっかり変わったようです。

 これで舌などの口腔内のお灸も可能であることが判明しました。
関西の歯科医はピンセットを使う直接灸ですが、綿花を利用した間接灸でも治療効果がでることが判りました。

 青山・まだらめクリニック 自律神経免疫治療研究所 http://www.dr-madarame.com
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