癌の治療について:リンパ球の重要性について [治療法]
新型コロナウイルス感染症の影響で、癌の検診事業が滞ったためと言われておりますが、
早期癌ではなく、進行癌の状態で発見される癌患者さんが増えてきているようです。
先日も胃癌が発見された時点で手術不能とされた患者さんからの問い合わせがありました。
胃癌はその頻度が減ってきておりますが、昔の日本人がかかる癌のトップでした。
胃癌をなんとか治療しなければいけないという先人の努力で、集団検診が発明されました。
徐々にその効果が出てきました。
胃癌の発見は進行癌だらけだった時代から、早期胃癌が普通にみつかる時代になったのでした。
さらにピロリ菌の発見があり、胃癌が予防できる時代になってきました。
しかし、その恩恵を受けられない方もいるのです。
その患者さんは地元の立派な病院で治療を受けるそうですが、
現状では胃癌が進行しているためにすぐに手術はできないとされているそうです。
抗癌剤を使い胃癌そのものあるいは転移巣を縮小させてから手術という方針のようです。
抗癌剤を使うときに大切なのが、白血球の中のリンパ球の数が大切です。
リンパ球は免疫機能の指標として大きな目安になります。
抗癌剤は効くときは劇的に効くことがあります。
しかし、多くの場合では副作用がひどくて抗癌剤治療のために寿命を縮めているのではないか?と考えられるような状況も多いのが現状です。
抗癌剤が劇的に効く人はリンパ球の数が多い方です。
副作用が出るのはリンパ球が少ない方なのです。
抗癌剤治療をする場合にはリンパ球の数を増やしてから始めるべきです。
血液学の教科書にはリンパ球を増やす方法は知られていないとの記載があります。
しかし、自律神経免疫治療が出現してから、リンパ球を増やす方法手段は沢山あることがわかってきました。
単純な方法では歯磨きでもリンパ球を増やせるのです。
爪もみでもリンパ球は増やせます。
早寝早起きをするだけでもリンパ球は増やせます。
その中でも湯たんぽを使って身体を温めることが、素晴らしい効果を発揮しております。
リンパ球の数が395個しかなかった乳癌の末期的な状態の患者さんは、湯たんぽをガッチリ使って
5日目でリンパ球1,750個まで増えました。
最短記録ではリンパ球670個の方が2日後には2,472個まで増えました。
身体の隅々まで十分に血液が流れるようになればリンパ球は増えます。
湯たんぽを使えば良いのではありません。
リンパ球を増やすように湯たんぽを使うのが必要です。