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癌性腹膜炎治療 [治療法]

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腹部の癌を中心とする悪性腫瘍で、腹膜に転移したような時に腹水が貯まった状態が、癌性腹膜炎なのです。

 腹水が少量だとそれによる症状はあまりありませんが、だんだんに腹水の量が増えてくるのです。
そうするとお腹がはってくる、呼吸が苦しくなる、胃腸の動きが悪くなるなどの症状がでてきます。
こういった状態では通常の治療はその効果が期待出来なくなってくるのです。

 しかし、苦しみを減らしたいのが人情です。
当クリニックでは、お腹に綿花を利用した間接灸を行ないます。
癌性腹膜炎の場合には腹膜がむくんできます。
そのため、腹水が吸収され難くなるので、ますます腹水が増えるという悪循環の病態があります。
綿花を利用した間接灸で腹膜面のむくみを減らすこと、さらに腹筋の収縮力を改善させることで、お腹に余裕を作ります。
これらの効果で、腹水を減らす・腹水が貯まってきても腹部の筋肉が延び易い状況を作り出すことで苦痛を軽減してきました。

 ある筋肉を刺激すると腹部に限らず、広範囲の筋肉の緊張を緩めることが判明してきております。
ある程度腹水が貯まると苦しくなりますが、このポイントを刺激すると腹囲に余裕がでて楽になるのです。

 癌性腹膜炎は病態としてはかなり厳しい病態ですが、治療によっては多少なりとも症状は軽減するのです。

 青山・まだらめクリニック 自律神経免疫治療研究所 http://www.dr-madarame.com
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