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背中の痛さの治療法 [治療法]

 前回の書き込みで背中の痛い乳癌の患者さんの話をしました。
今回は痛みの治療法の話です。

 痛む場所を刺激すると、直後は楽になります。
しかしそれを繰り返していると徐々に効果的な時間が短くなるのです。
やがては刺激した直後から激烈な痛みがでるようになるのです。

 多くの、いやほとんどの方はこのような経験をしております。
肩こりがつらくて、もんで欲しい コマーシャルまでありますね!
もんでもらうと楽になります。
しかし、繰り返していると、にっちもさっちもいかなくなるのです。
それは治療法が悪かったためなのです。
しかし、年をとったせいだ、あるいは仕事が忙しくなってきたからだ、などと誤解があるのでそれ以上の治療を求めないのです。

 筋肉のこりは治せる性質のものなのです。

 筋肉のこりはこっている部位そのものを刺激するのは止めた方がいいのです。
拮抗筋の考え方を取り入れると、急速に改善しやすくなるとともに効果が長もちするようになるのです。
しかし、このような刺激法はつい最近発見したものなので、きちんと刺激出来る医療者はほとんどいないのが現実です。

 いくらかでも解決の方向に進むために、近いうちに開催される気診研究会で講演してきます。
その後、機会をみて世の中に広めたいものです。
この治療法は、単に背中の問題だけではなく、全身に応用が可能な考え方なのです。

 青山・まだらめクリニック 自律神経免疫治療研究所 http://www.dr-madarame.com
 

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