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ひどい肩こり [病態・治療法]

 これはこのブログを訪問してくださった方の検索ワードの一つです。
肩こりは辛いものです。
かく申し所長も、小学校の入学前から肩こりに苦しんできました。
自分自身の肩こりを治したくて医学部進学を決めたのでした。

 驚いたことに現代日本の医療では、肩こりは治療の対象になっていないのが現実だったのです。
もう一つ治療の対象になっていないものが冷えです。
肩こりを治す場合に、冷えの改善も大切なのです。
治療の対象になっていないのですが、これら二つの症状はつらく・苦しいものです。
冷えに関しては後日書き込みます。

 所長は自分自身を実験台にして、様々な治療を試みてきました。
かつては日本統合医療学会には治療法を検討する委員会があったのですが、所長はその治療法効果判定委員会の委員長でもあったのです。
実に沢山の方が、ご自身でやっていらっしゃる治療法の売り込みにやってきました。
理論的には立派なものばかりでしたが、実際に所長の肩こりには効果は乏しかったのです。

 ちなみに、所長の肩こりは『首のスジ』刺激で治りました。
肩こり・首こりなどの筋肉の異常なこりは、身体にとっては良くないこと、悪いことなのです。
それは肩こりなどの筋肉の異常なこりがあると、血液循環に悪影響を与えるからです。
最終的には内臓に流れる循環血液量が低下して、内臓の機能が低下するのです。
所長は大学院時代には微小循環学を研究しました。
微小循環学の常識では、内臓の機能とは内臓に流れる循環血液量に比例するのです。
つまり内臓に流れる血液の量が多ければ、内臓の機能がよくなり、逆に内臓に流れる血液の量が少なければ内臓の機能は低下します。

 微小循環学の常識は内科領域では、驚いたことに通用しないのです!
臓器の機能は問題にしますが、その機能を支える血液循環を問題にしていなかったのです。
もちろん動脈の口径を測定するなどの試みはなされていましたが、治療の根本では血液循環を念頭には置いていないのが現実です。

 当クリニックの治療は、血液循環をよくすることが目的です。
そのために湯たんぽを活用したり、日常生活を改善することも必要になります。
筋肉の異常なこりを改善させるために、注射の針を利用した刺絡や綿花を利用した班目式間接灸、これらの治療効果を増強・増幅させる気診治療を組み合わせて治療しております。

 肩こりは治るものです。
治し方を間違えると治りにくくなります。
かえって肩こりを増悪させる治療法がいかに多いか!
所長は自分自身の肩こりを治すことに成功し、肩こりの苦しみから解放されました。
こんなにも快適な生活を送れるようになります。

 青山・まだらめクリニック 自律神経免疫治療研究所 http://www.dr-madarame.com


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