直腸癌の患者さんの話 [具体的な症例]
50歳代の男性で標記の患者さんが受診しております。
痔と思っていたら実は直腸癌だったという、ありがちなパターンです。
直腸癌と診断されてから生活態度を改めました。
肉食を止め、玄米菜食にしました。
お酒を止め、甘いものも好きだったのですがケーキをあきらめました。
それだけでは心許なかったので、当クリニックを受診することにしました。
診察すると身体が冷えております。
冷えるとリンパ球の数が減って癌を小さくするには不都合なことを説明しました。
湯たんぽ美人を使い、身体の加熱法を覚えていただきました。
お腹はガスもなく、消化管の癌があるのに素晴らしいお腹です。
食生活などの効果だと思います。
お尻のあたりに痛みがあります。
特徴的な場所で、足のツボ刺激が効果的と判断できる場所でした。
足のツボを刺激したら非常に痛がります。
綿花を利用したまだらめ式間接灸で刺激すると、指で刺激しても痛みはなくなりました。
お尻の痛みも気にならない程度に軽減しました。
ある程度時間が経てば、また痛みは出てくると思いますが、繰り返し刺激すれば日常生活には支障はなくなると思います。
直腸癌が縮小・消失するのはかなり大変なことですが、腸閉塞を疑わせる状況にはありません。
腸閉塞を起こすと命取りにもなりかねません。
この対処だけは知っておかないといけませんので、事細かに説明しました。
当分は綿花を利用した、まだらめ式間接灸と気診治療の組み合わせで治療していきます。
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