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記念すべき患者さん [具体的な症例]

 昨日開設した青山・まだらめクリニックの第1号目の患者さんは胃癌手術後の方でした。
5年前の手術時にすでに腹膜転移の状態でしたが、手術後に東京女子医科大学附属青山自然医療研究所クリニックを受診され、所長の治療を受けていました。

 きちんと治療を受けていれば仕事もかなりハードに出来ていたのですが、あまりにも体調が良くなりすぎたため、約1年間受診を怠ってしまいました。

 その間に背中のリンパ節に転移がでてしまったのです。
しばらくぶりで顔をみたときには驚きました。

 すっかり人相が変わっていたのです。 すっかり痩せてしまい、顔が小さくなり目の周りがパンダのように黒くなっていました。
肌もガサガサの状態で、いかにも体調が悪いのがわかりました。

 背中のリンパ節転移巣は手術をしたそうですが、すぐに再発したそうです。
体質そのものを変えなければいけません。
 いくら時間がかかっても、治る方向に身体を向けなければいけません。
これがうまくいかなければ命取りになります。

 女子医大在職中にブランク後の治療をしたのですが、1回の治療だけでも体調は回復したのが解りました。
顔色がよくなったこと、だるさが軽減したこと、つまり自覚的にも他覚的にも変化がわかりました。

 ブランク後数回治療したのですが、所長が開業準備のため診療を休んだため、自分自身で治療しなければならない期間ができました。

 自分自身でやる治療は十分に指導してあります。

所長にしてもらう治療ほどは効果がでませんが、治療の頻度が増えますので、反って効果がでる場合もあります。

今回は後者のようでした。

 以前”油断してしまった胃癌の患者さん”として書き込んだ患者さんです。

しっかり自己管理すれば、かなりいい所まで保っていけます。

 この患者さんは頑張ってくれるでしょう。
中途半端に褒めると油断する性格がありますので、そこを注意しながら診ていきます。

ちなみにこの患者さんはお灸と気診治療を行っております。

http://dr-madarame.com/
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