放射線治療後肩が冷えるのはどうして? [治療効果]
あけましておめでとうございます。
実は昨日が仕事初めだったのですが、一日中バタバタして書き込みの時間がとれませんでした。
検索ワードでは、標題の言葉でこのブログを訪問してくださった方がいらっしゃいました。
放射線治療後身体が冷える、これこそが交感神経優位の症状なのです。
もともとの病気がどんなものかわかりませんが、放射線治療を受けると交感神経が刺激されます。
いつもストレスを受けている状態と同じです。
自律神経を刺激するという観点から考えると、癌で化学療法(抗癌剤の治療)を受けているときも同じ現象がでます。
交感神経を刺激すると何が起こるか?
交感神経が刺激されると、動脈が収縮し、血液が流れにくくなります。
以下は、例えばの話です。
明日テストがあるのですが、お正月に全然勉強していなかった学生の場合を想像してください。
明日のテストで結果がだせなければ不合格なのですが、準備ができていないとしたらものすごいストレスでしょう!
そういった場合には緊張して、手足が冷えてくるでしょう!
もしかしたら手のひらに汗をかいているかもしれませんね。
放射線治療を受けたあとで肩が冷えるのは、それと同じことです。
おそらく、放射線治療と無関係に上腕の冷えがあったので、放射線治療でその傾向が強くでたと推測します。
もともと二の腕の冷えが強くあった方が放射線の刺激を受けたため、動脈が収縮し(縮んで)、肩付近の血液の流れまで悪くなったために冷えるのです。
大切なのは対策です。
交感神経優位の状態を改善するには、副交感神経を刺激すれば良いのです。
最強の副交感神経刺激法が湯たんぽによる身体の加熱なのです。
湯たんぽで十分に加熱してください。
加熱するべき身体部位などについては、このブログで繰り返し書き込んできました。
そちらを参照してください。
さらに上腕付近を衣類を重ね着することです。
マフラーで首を保温することも必要ですし、毛糸の帽子をかぶることも必要でしょう。
当面は室内でもそのような格好をしてください。
放射線治療を受けるときも湯たんぽを持参し、可能であれば湯たんぽを使いながら治療を受けるべきでしょう。
放射線治療が終了したら、再び湯たんぽで十分に身体を加熱してください。
放射線治療を受けても肩やその他の身体が冷えない状態になれば、放射線治療の効果も一層期待できます。
副作用が無く、効果だけがでることが一番望ましいことです。
かつて所長が経験した、乳癌で温存手術後に放射線治療を受ける直前に初診だった患者さんを思い出します。
白血球のなかのリンパ球が少ない患者さんでした。
リンパ球は932個でした。
このまま放射線治療を受けたら、確実に免疫力は破壊されるだろうと考えられるレベルです。
放射線治療前でもリンパ球減少症の状態です。
この患者さんに湯たんぽを利用した身体の加熱・保温を指導し、自律神経免疫治療(刺絡)と気診治療の併用を1回/週の頻度で行いました。
放射線治療が終了した時点ではリンパ球が1,800個まで増加していたのです。
放射線治療の副作用と考えられるような症状もみられませんでした。
真剣に身体を加熱し、自律神経免疫治療と気診治療を併用するとこのようなことが起きるのです。
青山・まだらめクリニック 自律神経免疫治療研究所 http://dr-madarame.com/
実は昨日が仕事初めだったのですが、一日中バタバタして書き込みの時間がとれませんでした。
検索ワードでは、標題の言葉でこのブログを訪問してくださった方がいらっしゃいました。
放射線治療後身体が冷える、これこそが交感神経優位の症状なのです。
もともとの病気がどんなものかわかりませんが、放射線治療を受けると交感神経が刺激されます。
いつもストレスを受けている状態と同じです。
自律神経を刺激するという観点から考えると、癌で化学療法(抗癌剤の治療)を受けているときも同じ現象がでます。
交感神経を刺激すると何が起こるか?
交感神経が刺激されると、動脈が収縮し、血液が流れにくくなります。
以下は、例えばの話です。
明日テストがあるのですが、お正月に全然勉強していなかった学生の場合を想像してください。
明日のテストで結果がだせなければ不合格なのですが、準備ができていないとしたらものすごいストレスでしょう!
そういった場合には緊張して、手足が冷えてくるでしょう!
もしかしたら手のひらに汗をかいているかもしれませんね。
放射線治療を受けたあとで肩が冷えるのは、それと同じことです。
おそらく、放射線治療と無関係に上腕の冷えがあったので、放射線治療でその傾向が強くでたと推測します。
もともと二の腕の冷えが強くあった方が放射線の刺激を受けたため、動脈が収縮し(縮んで)、肩付近の血液の流れまで悪くなったために冷えるのです。
大切なのは対策です。
交感神経優位の状態を改善するには、副交感神経を刺激すれば良いのです。
最強の副交感神経刺激法が湯たんぽによる身体の加熱なのです。
湯たんぽで十分に加熱してください。
加熱するべき身体部位などについては、このブログで繰り返し書き込んできました。
そちらを参照してください。
さらに上腕付近を衣類を重ね着することです。
マフラーで首を保温することも必要ですし、毛糸の帽子をかぶることも必要でしょう。
当面は室内でもそのような格好をしてください。
放射線治療を受けるときも湯たんぽを持参し、可能であれば湯たんぽを使いながら治療を受けるべきでしょう。
放射線治療が終了したら、再び湯たんぽで十分に身体を加熱してください。
放射線治療を受けても肩やその他の身体が冷えない状態になれば、放射線治療の効果も一層期待できます。
副作用が無く、効果だけがでることが一番望ましいことです。
かつて所長が経験した、乳癌で温存手術後に放射線治療を受ける直前に初診だった患者さんを思い出します。
白血球のなかのリンパ球が少ない患者さんでした。
リンパ球は932個でした。
このまま放射線治療を受けたら、確実に免疫力は破壊されるだろうと考えられるレベルです。
放射線治療前でもリンパ球減少症の状態です。
この患者さんに湯たんぽを利用した身体の加熱・保温を指導し、自律神経免疫治療(刺絡)と気診治療の併用を1回/週の頻度で行いました。
放射線治療が終了した時点ではリンパ球が1,800個まで増加していたのです。
放射線治療の副作用と考えられるような症状もみられませんでした。
真剣に身体を加熱し、自律神経免疫治療と気診治療を併用するとこのようなことが起きるのです。
青山・まだらめクリニック 自律神経免疫治療研究所 http://dr-madarame.com/
2012-01-06 08:38
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