SSブログ

子宮癌手術後の骨転移の患者さん [具体的な症例]

 病気はお正月だからといって待ってはくれません。
病気は日曜日にも悪くなります。

 しかし、人間はお正月だと気が緩みます。
日曜日だといつもより起きる時間が遅くなったりします。

気をつけた生活をしていても、ふと気が緩むと病気が一気に悪化することがあるのです。

 本日の書き込みは子宮癌の手術後に背骨に転移して、抗癌剤の治療を受けている患者さんの話です。
 
 骨に転移したら、もうダメだ!と思うのが一般的でしょう。
所長も西洋医学しか知らなかった時代はそうでした。

 西洋医学では放射線治療・抗癌剤の治療あるいは麻薬で痛みを軽減する、といった治療になります。
うまくいくと、転移のために骨が溶解していた、つまり溶けた骨が再び固い骨の状態に戻るのです。

 しかし、多くの場合、放射線や抗癌剤の副作用がでて、理想的な治療にはならないのです。

所長がいまのような治療を始めてから10年以上経過しております。

 これまでの経験では、何度か書き込みをしてきましたが、骨の転移は改善しやすいものなのです。

早寝・早起きをして、生活のリズムを整えること・身体の冷えの改善をすること、そして自律神経免疫治療(刺絡)と気診治療の併用をすることで自律神経のバランスがとれた状態にすると、骨の状態は望ましい方向に向かうのです。
 最短で2ヶ月で乳癌の骨転移が改善した例があります。

骨はコンクリートではありません。
つまり完成されたものではなく、毎日代謝されているものなので日々に破壊され、日々に再生されるものなのです。

 身体にとって都合の良い状態ができれば、骨転移は改善しやすいのです。

 本日の書き込みの子宮癌の骨転移の患者さんは年末の初診だったので、人間社会ではお休みの期間に、自分自身で治療できるお灸のやり方を指導しました。

 1日に1回や2回のお灸では効果はあまり期待できませんが、何もしないよりははるかに良いことなのです。

 さて、この患者さんはお灸に慣れるところまではいきませんでしたが、年末年始のお休みの時期に自分自身で頑張る、という覚悟はできたようでした。

 身体には各所に筋肉の異常な凝りが残っておりました。

この異常の指摘があれば、自分自身で改善させることは可能です。

 現在の異常を改善させると、他の部位に異常が観察されるようになるのが通常の変化です。
モグラたたきのようなことをしていると、やがて理想的な状態になる日も近づくのです。

 青山・まだらめクリニック 自律神経免疫治療研究所 http://dr-madarame.com/
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0