湯たんぽのお湯をもう1度沸かし直すのはあり？

　昨日このブログを訪問してくださった方の検索が表記の『湯たんぽのお湯をもう1度沸かし直すのはあり？』でなされておりました。

　湯たんぽを使ってくださる方の迷いや不安が推測される検索ワードです。

湯たんぽは熱量を考えると、身体を温めるパワーが最も強力な器具です。
また、自然にお湯の温度が下がることが、身体にとっては優しい刺激なのです。

しかし、冷えの程度が強い方にとっては不十分な刺激である可能性が高いのです。
ある程度湯たんぽのお湯の温度が下がってきたら、再び加熱沸騰させ、パワーのある湯たんぽにする必要が高いのです。

　　
　湯たんぽの良さは身体が乾燥しないこともあげられます。
美容的にも好ましいものなのです。

　いまの時期は非常に乾燥しております。
電気あんかの加熱では、身体はさらに乾燥してしまいます。

　さらには電気あんかは産生する熱量が少なく、冷えの改善にはあまり効果が期待できません。
1時間あたりに約2万5,000カロリーの産熱です。

　100℃に沸騰したお湯を使った湯たんぽでは、2,000 ccのお湯を入れると、身体を温める機能のある熱量は13万カロリーに相当します。
　この13万カロリーは1時間で身体に移動していくのではありませんが、例えば5分間で身体を温める働きは電気あんかと湯たんぽでどちらが効果的か、はこの熱量を比較すれば答えはでます。

　この瞬間に身体を温める作用は間違いなく、湯たんぽが強力です。

しかし、ある程度湯たんぽを利用すれば、お湯は徐々にぬるくなります。

　そこである程度お湯がぬるくなってきたら、再度沸騰させるのです。

湯たんぽのお湯をヤカンに入れて、沸かし直すのです。

　ガス代も安く済みます。

湯たんぽのお湯をもう1度沸かし直すのはあり？
これが湯たんぽを使う王道です。
自信をもって、朝からお湯を沸かし直して使ってください。

　身体のすみずみまで血液が流れるようになると、健康になります。

湯たんぽで身体を加熱した場合には様々な症状の改善がみられ、感動した所長は論文にまとめております。

　青山・まだらめクリニック　自律神経免疫治療研究所　http://dr-madarame.com/