目にするお灸の話2

　日本は世界に類のないほど急速に高齢化社会に突入しております。
高齢になると、目がみえにくくなる不自由さがあります。

若いから、と安心はしていられません。
仕事などでコンピューターを使う方は多いですね。
テレビは近くでみるな！と小さいときにはよく叱られました。
しかし、コンピューターはあんなに近いところで使っています。
さらに、コンピューターを見ている時間は長いですね！

　現代日本では老いも若きも目を酷使しているのです。

日常的に目がショボショボしていませんか？
　
　さて、この目を酷使したときには目のお灸をお勧めします。
目にするお灸、というと多くの方が驚くと思います。

　こんなところをヤケドしたら、大変なことになります。
肌に直接するお灸ではなく、綿花を利用した間接灸を勧めます。

　熱い！と感じたら、移動すればヤケドはしません。
目のお灸では目の疲れ、疲れ目が改善するだけではなく、全身の疲労倦怠感も改善するのです。
まぶたがケイレンするのにも効果的です。
　羞明といって、まぶしさが辛い患者さんにも効果的でした。

　目の下のクマが消えて、若返ったと喜ばれるのも目のお灸です。
美容にも良いのです。

　睡眠の質がよくなる・緑内障の患者さんの眼圧が低下し、視野が拡大した・白内障の飛蚊症が消失したなどの効果もあります。

　意外な効果では交通事故後にでてきた複視が改善した患者さんもいました。
　

青山・まだらめクリニック　自律神経免疫治療研究所　http://dr-madarame.com/