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湯たんぽの素材は何がいいでしょうか? [湯たんぽ]

 HPを訪問してくださった方の検索ワードで、湯たんぽの素材を気にしている方がいらっしゃることが判明しました。

 所長はこれまで、いろいろな種類の湯たんぽの製作に関与してきました。
金属・プラスチック・陶器・ゴム・ウェットスーツを材料とする湯たんぽと関係してきました。
それぞれ一長一短があります。

 冷えがひどくて、少しでも早く確実に改善させる必要がある方にはプラスチック製の湯たんぽ美人を勧めてきました。
この湯たんぽ美人は表面積が大きく、身体を加熱するパワーが世界一だからです。
その代わり、湯たんぽそのものが早くさめやすいので、ある程度頻回にお湯を替える必要があります。

ゴム製の湯たんぽでは昼の湯たんぽシリーズがあります。
持ち運びが楽ですが、お湯の量は大量には入れにくい欠点があります。

ウエットスーツ素材の湯たんぽはどのような形でも作れます。
さらにあたりが柔らかくて、病気が進んで痩せてきた方にも使用感はいいのです。
しかし、断熱材として優秀な分、身体を温める機能が弱い欠点があります。

なお、陶器製の湯たんぽは重く割れやすい欠点のほか、お湯を入れたあとに突然沸騰して溢れることが多いのです。
実際には沸騰ではなく、お湯が陶器の面に触れて温度差のためにおこる現象のようですが、ヤケドの危険があります。
陶器である必然性は少ないようです。

 ちなみに所長は通常は湯たんぽ美人を愛用しております。
学会などで出張する時はウエットスーツ素材の旅用(大)湯たんぽを持参します。
会場が寒い時が多いので、薄手のバッグに旅用湯たんぽを入れて膝の上に安置しておくことが多いのです。

 これらの利点と欠点を知って選べばよろしいのです。
 湯たんぽの選び方はどのような病態なのですか?によるのです。

青山・まだらめクリニック 自律神経免疫治療研究所 http://dr-madarame.com/
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コメント 2

河崎洋子

ヘルメット潜水さんの湯たんぽ、先生の提案だったんです〜ね。
by 河崎洋子 (2012-05-11 22:58) 

所長

 全てではありませんが、いくつかの湯たんぽの作製をお願いしております。
by 所長 (2012-05-16 12:21) 

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