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爪もみの効果 [治療効果]

 治療にコストがかかるのは当然のことですが、できれば安く抑えたいですね。
そんな願いに応えるのが爪もみです。

新潟市在住の福田 稔先生の爪もみが有名なのですが、残念なことにあまり効果がみられないのです。
せっかく効果を求めて頑張るのですから、多少面倒でも効果的なやり方を所長は勧めております。
爪の生え際をつまんで刺激する方法では、身体に対する刺激としては小さい、あるいは少ないのです。
そのために効果がでないのです。

爪の生え際をつまむことには異論はありませんが、つまんだ指を捻るような刺激が効果的です。

 
 指を捻ると刺激の範囲が広くなります。
このやり方を観察していると、肘や肩付近までが動くのが判ります。

爪の生え際という極めて限局した部分の刺激をするのか、もっと広い範囲を刺激するのかで効果は格段に違います。

 どうやって効果判定をするのか?

いい質問ですね!

 経絡的には各指が支配している領域が決まっています。
指を刺激する前後で支配する領域の筋肉の硬さを比較するのです。
これで爪もみをした効果判定ができます。

 爪の生え際にある井穴(エネルギーが井戸のように湧いてくるツボ、セイケツと読みます。)を十分に刺激できれば、その井穴が支配する領域の筋肉は柔らかくなってきます。

 爪もみはやればいいのではありません。
効果がでるまでやらなければせっかく刺激した時間がムダになります。
これは東洋医学に限らず肉体を持った人間の宿命で、身体が反応するまでの刺激を加えなければ身体は反応しません。
 世間に流布している爪もみは1回に20秒すればよい、とされていますが身体の機能を考えると全然刺激になっていない可能性が高いのです。

 これは以前にも書き込んだと思いますが、前腕部あるいはふくらはぎ付近が温かくなるまで刺激しないと不十分です。

 コストを抑えて治療効果をだすためにはこの程度の努力は必要です。
よかれと思って従来型の爪もみをしている方は、この方法と比較してください。
その上で、効果をだすために良い爪もみをしてください。

爪もみには時間を節約する方法・もっと効果をだす方法・安直に道具を使ってやる方法などバリエーションがあります。

 いずれ書き込みます。

青山・まだらめクリニック 自律神経免疫治療研究所 http://dr-madarame.com/
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コメント 2

河崎洋子

つづき楽しみにしてます。
by 河崎洋子 (2012-05-11 22:54) 

所長

 プレッシャーをかけましたね!
そのうち書き込みます。
by 所長 (2012-05-16 12:24) 

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