目がショボショボするのは？

　疲れてくると目がショボショボしてきます。
若いときは一晩寝ると、翌日は何ともなかったのに最近はショボショボが治らない、という悩みがあります。

　年を取るのはイヤですね、で終わったのではつまりません。
なんとか目の症状を治したいのが所長の立場です。
　
目がショボショボするのは眼球だけの問題ではありません。
眼科医がおそらく問題にしない、眼球を動かす外眼筋の凝りが悪さをしていると所長は考えております。
また、まぶたを動かす上眼瞼挙筋は副交感神経と密接な関係があります。
この上眼瞼挙筋に負担がかかっても、目がショボショボしてきます。

広く考えると、目がショボショボするのも交感神経が優位になったためにでてくる症状と言えます。

　肩こりならばマッサージをしてもらったり、自分でほぐすことはある程度は可能です。
目がショボショボするのはその原因が判っていないので、対処しにくいのが現状だと思います。

　最も効果的なのは目のお灸です。
綿花を利用した間接灸を目にすると、目のショボショボはすぐに改善します。

外眼筋の凝りをほぐすだけの熱をだしてくれるのがお灸です。
蒸しタオルを目にあてても気持ちがいいでしょう。
蒸しタオル以上の熱をだしてくれるのが、綿花を利用した間接灸なのです。
目のお灸はまぶたにある上眼瞼挙筋を刺激するので、直接的に副交感神経を刺激できるのです。

お灸がいいからといって、せんねん灸のような簡易灸で目にお灸するのはやめてください。
まず間違いなくヤケドします。

　綿花を利用した間接灸でないと、ヤケドしないで安全に目のショボショボを改善させるのは困難です。

目のショボショボを改善させる方法としては、綿花を利用した間接灸以外では源田体操があります。
これはそのうち書き込みます。

青山・まだらめクリニック　自律神経免疫治療研究所　http://dr-madarame.com/