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肩こりのない生活が病気を治す! [病態]

 所長のホームページを訪問してくださった方の検索用語の一つに『肩こり』がありました。

肩こりは日本人の国民病といわれておりますが、実際には医学部では病気として考えてはいません。
それが証拠に、所長が学生時代に経験した内科の臨床実習では、その内科の教授がおっしゃっていました。
『これは病気ではない。肩こりだ。』と。

 所長は小学校に入学する頃から肩こりに苦しんできたので、肩こりを訴える方には同情します。
同病相憐れむ、という典型です。

 肩こりなんかなったことがない、という丈夫な方もいらっしゃるのも事実です。
羨ましいですね!

 しかし、圧倒的多数派は肩こりに苦しんでいるのが現代日本です。
所長は、自分の肩こりを治したくて医学部に進学したのです。
肩こりを治せる医師になりたい、という人生の目的が所長にはあります。
 日本人の肩こりを完全に治したらGDPが高くなるのではないでしょうか?
 
かつての所長は肩が凝る専門家でしたが、いまは肩こりを治す専門家になっています。(笑)

そもそも、肩こりと言いますがどこの筋肉が凝っているのでしょうか?
いわゆる肩、僧帽筋という筋肉の凝りが目立つのですが、それは最終的な結果なのです。

肩甲骨の表面の筋肉、棘上筋・棘下筋という名前がついた筋肉も見逃されやすい筋肉ですが、これらが凝っても肩こりがでてきます。
首に関係する肩甲挙上筋が凝っても肩こりがでてきます。
胸についている、大胸筋やその下にある小胸筋の凝りがあっても肩こりはでてきます。
背中に関係する広背筋が凝っても肩こりがでてきます。

二の腕の筋肉や、体幹部から二の腕に付着する大円筋が凝っても肩こりはでてきます。
さらに極めつけの筋肉では、肩甲骨の裏面にある肩甲下筋が凝っても肩こりはでてくるのです。

僧帽筋だけを対象に治療していたのでは間に合いません。
非常に効率の悪い治療にしかならないのです。
また、単純に筋肉の凝りが原因でない肩こりも多いのです。
内臓が関係する肩こりはまた、改めて書き込みます。

肩関節に負担がかかること、全てが肩こりをもたらすのです。

癌であろうが、いわゆる難治性の病気であろうが、肩こりがあったら快適に生活する事はできません。
快適に生活する事が副交感神経優位の状態を導いてくれるのです。
その結果として、病気が治る方向に導いてくれるのです。

肩こりのない生活が病気を治す!

自律神経免疫治療の目指すところでもあります。

青山・まだらめクリニック 自律神経免疫治療研究所 http://dr-madarame.com/



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