大学を辞めたこと

　所長は医学部を卒業してから大学関連の病院以外に勤務したことがなかったので、大学を辞めることに不安がありました。
　いまは大学を辞めて8ヶ月になりますが、やっていることには全然変化はありません。
なにを不安に感じていたのか、いまではおかしいくらいです。

　いまはもっと早く辞めておけばよかった！と思っております。

西洋医学しかやっていない先輩の多くに話を聞くと、同僚と話ができなくなることが辛い、という意見が多かったのです。

　他人の意見が聴かれなくなる、というのが困る！から大勢の人がいる部署が羨ましい、ということのようです。

　
　いままでの所属先でも実質的には一人でしたので、所長は不便を感じておりませんでした。
もしかしたら、いろいろなことを十分に観察していれば問題は生じないのかもしれません。
　そもそも所長のような診療スタイルでは、他の人の意見を聴くこと自体が邪魔なことかもしれません。
（こうしてますます頑固になっていくのかも？）

　気の医学会の先輩をみていると、これまでのべた西洋医学しかしない先輩とは違う人生を歩んでいるようにみえます。
　自分のやりたいことを一生懸命やるだけ、という雰囲気の先輩がたくさんいらっしゃいます。
　気診研究会の小田　一先生も自分が興味を持っていることを一生懸命突き詰める、というスタイルでやってこられたようです。

所長が感じていた不安は根拠がないものだったようです。
だから不安だったのでしょう。

　これからも気の医学会、人体科学会、気診研究会などの学会・研究会で情報を仕入れながら自分の頭で観察していけば、困ることは無いかもしれません。

青山・まだらめクリニック　自律神経免疫治療研究所　http://dr-madarame.com/