SSブログ

慢性疲労症候群が完治した人はどんな治療をした? [治療法]

 これはこのブログを訪問してくださった方の検索ワードの一つです。
一般には難治、むしろ治らないとされている慢性疲労症候群や線維筋痛症は治る病気です。
治療法が大切になるのは当然のことです。

 2012年ロンドンオリンピックの直前に第8回日本疲労学会が開催されました。
そのときに慢性疲労症候群に対する、自律神経免疫治療の10年間のまとめを発表してきました。
日本疲労学会ですので、慢性疲労症候群に対する自律神経免疫治療による治療成績を報告したのです。 
慢性疲労症候群単独の患者さん群と、慢性疲労症候群に線維筋痛症が合併した群と分けて検討しました。
慢性疲労症候群単独の患者さん群では43%の治癒率でした。
慢性疲労症候群に線維筋痛症を合併していた患者さん群では40%の治癒率でした。
これら慢性疲労症候群全体で検討すると、42%の治癒率となりました。

治療法は第一に患者さんでなければできないこととしていただきます。
身体の冷えの改善や早寝・早起きです。
さらに爪もみや自宅でするお灸なども、やがてはやっていただく治療法です。

第二に当クリニックでなければできない治療法として、自律神経免疫治療(刺絡)と気診治療があります。
自律神経免疫治療(刺絡)はこうしなければいけないという決まりがありませんので、治療する者の力量でその効果に著しい差があります。
同じ名前のついた治療法とはいえ、その実態は全く違った効果がでる治療法です。
気診治療は医師が行っているのは極めて例外的で、日本ではほんの数人の医師が行っているだけです。
かなりマイナーな治療法ですね。

さらに綿花を利用した間接灸や、踵に直接据える直接灸を覚えてもらいます。
クリニックでもこのようなお灸はしますが、受診していない日でも自分自身で治療をし、治療の頻度をあげることが治癒に向かう近道なのです。

 青山・まだらめクリニック 自律神経免疫治療研究所 http://dr-madarame.com/

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0