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線維筋痛症に慢性疲労症候群と乳癌を合併した患者さん [治療法]

 線維筋痛症は難病ですが、合併頻度の高い慢性疲労症候群を合併した患者さんが受診しました。
そこまでは珍しくはないのですが、さらに乳癌を合併しておられます。
幸い乳癌は小さく、ミリ単位の段階で発見されていますので、治療を急ぐ必要はありません。
超音波では2ミリ程度なので、西洋医学的に診断すること自体が難しいほど早期に発見されたのは確かです。


 この段階で、乳癌が存在するであろう部位にリンパ球を集中させ、病気の細胞を処理してくれれば、乳癌は消える方向に向かいます。

 幸い、線維筋痛症の痛みはかなり改善してきました。
刺絡と気診治療の組み合わせで相当に楽になってきました。
疲労倦怠感の改善はさらに早く、疲労はほとんど問題にならなくなりました。
線維筋痛症と慢性疲労症候群の治療をしているなかで、綿花を利用した間接灸は上手にやれるようになりました。

 これからは乳癌がある、と考えられる部位に綿花を利用した間接灸を頻回にやることをお勧めしております。
局所を加熱して、血行がよくなればリンパ球が局所に増えるのです。
お灸の熱だけでも腫瘍細胞は破壊される可能性があるうえに、リンパ球の数が増えて病気の細胞を処理してくれるのです。
 数ヶ月単位で超音波検査をするはずですので、そこでお灸お効果をみていけばよろしいのです。

 青山・まだらめクリニック 自律神経免疫治療研究所 http://www.dr-madarame.com

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